リスニング・チェアーの収納付き嵩上げ台座を作り部屋が奇麗になったので、照明器具を新調しました。
オーディオ的に照明は白熱球やレフランプ球を勧める事が多いですが、如何せん膨大な熱を持ち、夏は灼熱地獄になり、最悪は火災を起こす可能性があるので、万一を考え私は使いません。
某大学のイベントでフィラメント球を使用し、展示物に着火して火事になり、参加した小学生が死亡するという痛ましい事故も記憶に新しいところです。
とはいえ、熱をフィラメントほど持たないLEDはAC-DC整流回路のノイズが少なからずあり、酷いモノによってはノイズが直に聞こえる事もあります。
私の場合、壁に設置しているLED間接照明は、AC-DC整流器で直ノイズを発したとしても、壁の中で金属ケース&鉛シートで防音(壁コンセントも同じ処理)↓
さらに全カ所のVVFケーブルにファインメットを大量に仕込んでいます↓
そもそも、配電盤をオーディオと家電&照明器具を分け、オーディオ用配電盤と家電用配電盤間にノイズカットトランスを仕込んでいますが。
今回購入したLED照明はニトリのペンダントライトですが↓
シェードの形状が有機デザインなので、ルームアコースティック的にも邪魔をしないであろう予想からです。
LED電球もノイズを放出しますが、メーカーやグレードによって放出ノイズの大きさが違います。
これはかつてのAA誌(だったか?)記事の受け売りですが、某O社のLED電球がピュアオーディオ的に問題ないレベルだという事で、今回もその電球を使用しています。
天井の引っ掛けシーリングに接続するタイプのペンダントライトは、天井が高い住宅も考慮してケーブル長が長くなっています(画像は1mくらい)↓
これを通常の2m40近辺の規格天井高で使う場合はあまりにも長すぎるので、大抵のペンダントライトにはケーブル調整用ブラケットが内蔵されています。
これに巻き付け↓画像のように長さを短くしますが、
これはコイル代わりになってしまうので、ノイズを拾う危険性からはピュアオーディオ的にはやらない方が良いでしょうね。
こういう時は潔くケーブルをぶった切り、引っ掛けシーリング(照明器具側)を付け替え配線し直します↓
ケーブルを切ったついでに、ファインメットも仕込んでおきます。
私があまり敏感でないのもあるでしょうが、今のところ、直ノイズ的にも、音質的にもノイズが気になる事はありません。
PD充電器みたいに、GaN電源搭載のLED照明とか出たら面白そうですが、まあ、そんな無駄な事はやらないでしょうね。
壁の間接照明については安定器が某大陸性廉価仕様なので、そのうち、GaNアダプターから供給するように改造する予定です。
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