同日、近々での投稿ですが、これには訳があります。
前回の投稿直後から、夜通しオールナイトでDiffusorモドキの板強化をやっていました。
白状すると、300mmDiffusorモドキは、恒例のデコピンをやっても甲高い音は確認できなかったので、後回しにしていました。
設置高さも150cm以上あるので、大した影響はないだろうと今まで放置していたモノです↓
ところが、300mmDiffusorモドキを板強化直後に設置して聞いた途端、さらにアコースティックが化けました。
最初の900mmDiffusorモドキの板強化時に、低域の量感が減退したように感じましたが、ところが、その理由は「一番深いスリットを板強化しなかったから」という原因でした。
Diffusorの一番深いスリットは低い周波数の拡散用なので、板強度が弱かった場所から後ろにダンプされて減衰したと考えられます。
900mmの後、600mmを2セットと全スリット板を強化すると、段々と低域がモリモリになっていきました。
不思議と、今日の作業の300mmDiffusorモドキの板強化でも低域が変化しています。
作業当初は300mmでは大した効果は無いだろう?と、作業途中の画像は全く撮影していなかったので、慌てて一度外して裏面を撮影してみました↓
裏面から深いスリット(表面から浅いスリット)は15mm厚の板を1枚ずつ裏張り強化。
300mmでは大した影響は無いと思っていたので、1枚ずつしか貼っていません。
裏面はツラツラのスリット(表面からは一番深いスリット)は、10mm厚の板で補強。
全体の厚み調整の30mm幅、10mm厚の外枠は取り付けてない事からしても、他のサイズのDiffusorモドキに比べ、かなり手を抜いています。
ところが、低域も変化がありましたが、高域もかなり変化がありました。
たかだか300mmごときで・・・・・
ちなみに、15mm厚4枚と10mm厚2枚の強化で、300mmDiffusorモドキの総重量は2.7kgでした(枠を付ければ3kgを超えるでしょう)↓
1スリット1枚の板強化でも、本家オリジナルDiffusorの重量(対比計算で、300mmなら2.25kg)を大きく超えてきます。
Diffusorモドキの板1枚強化で、900mmなら8.1kg。
1200mmなら10.8kgになります(双方、枠強化ナシ)。
ちなみに、600mmと900mmは現行で各スリット2枚ずつ貼っているので、重量を測ればもっと重い筈です。
余談ですが、私のフロントスピーカーは以前、秋葉原の某Dオーディオショップの上階に試聴機として置いてありましたが、本家Diffusorを連貼りした部屋で聞かせてもらったものの、こんなに低域は豊かではなかったですね。
まあ、私の部屋(18帖相当)の方が狭いという理由が大きいかもしれませんが。
コメント ※編集/削除は管理者のみ