私に質問があったので、ここで回答しておきます。
ブログやSNSで画像を無断流用された場合の簡単判別方法です。
私は画像解析ソフトを使いますが、一般的ではないため、他の方法で解析する方法を書きます。
・用意するモノ
最小2ピクセル単位で線が引けるペイント系ソフト。レイヤー機能があるとさらに便利。(例、Adobe photoshop、corel paintshopなど)
corel paintshop↓
まず、上のパッケージ画像(600×600)を流用された場合の判別方法です。
文字や直線を含む図形が含んでいると、即座に分かります。
まず、文字列に2ピクセル幅程度の線を平行に書き入れます↓
この両端をピクセル拡大します↓
解像度を落とすとエッジが滲んでくる事を考慮しても、原画と流用画像の誤差が2ピクセル以内なら画像流用されていると判断して良いです。
理由ですが、このpaintshopのソフトの媒体はDVDですが、そうすると、実質パッケージサイズは12cm<13cm程度になります。
便宜上13cmとして2ピクセルの誤差というと、流用画像が縦600Pixの場合は130mm÷600pix×2≒0.4mm
これの上下誤差なので、0.2mm。
流用画像が縦800Pixの場合は130mm÷800pix×2≒0.32mm
これの上下なので、0.16mm誤差。
こんな誤差だと、カメラの手持ち撮影では絶対に不可能。
フラットベット・スキャナーからの取り込み画像としても、0.2mm以内の誤差は極めて不自然です。
万が一、スキャナー画像が1枚なら偶然一致する事も全くなくはないですが、これが挙げてある複数画像も同じ状態なら確実にクロです。
さらにスキャナー画像の場合は、映り込んだスキャンダストの解析をすると一発です。
無断流用がバレない様に、縦方向や横方向に引き延ばしたりしても分かります(画像は横引き延ばし↓)。
縮尺率変更や画像回転させても解析すればやはり分かるので、画像の流用は慎重に行うようにした方が良いでしょう。
特に、相手が企業の場合は問題ないケースがありますが、個人の場合だと面倒になります。
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