背面の入力基板からパワーブロックに入るハーネスを作成しました。
先日、パワーアンプで極性間違えしていて振り回されたケーブルです。
以前の日記にも触りだけ書きましたが、このケーブルは4ピンポストで4芯ケーブルですが、
芯線を全て単独で4芯ケーブルにすると、トランスのリーケージフラックスの影響を受けてノイズが混入したまま増幅され、あからさまにノイズが音としてスピーカーから出てきます
なので、同軸ケーブルで芯線と編線の2芯ペアで4芯を作らないといけません(+、-、それぞれグランドの計4線)。
コレが条件となると、使える内部配線材がかなり限られてしまいます。
まあ、1芯ケーブルシースに別途銅編線を掛け、その上から熱収縮チューブやPPチューブを被せても出来ますが(←ギターケーブル自作でよく使われるテク)。
ただ、その方法だとケーブル全長の熱収縮度合いで音質が変わりそうなので止めました。PPチューブの誘電率の度合いも気になるし。
かなり仕上がり径は太くなりますが、これ↓で作ったら如何か?とも思いましたが・・・・
単線にポストピン圧着はかなり危なっかしいという。。。。。
先日、銀単線XLRケーブルでトラブルに見舞われたばかりだし。
なので、同じオヤイデの102SSC同軸ケーブルを使いました↓
一応言っておきますが、積極的に選んだ訳ではなく、消去法でコレが残っただけです。
理由は、PCOCC-Aが製造終了になって、世間が代替ケーブルを模索していた時期に、出たてのPC-TrippleCと102SSCの比較試聴対決?を、とある有名オーディオショップでやっていたそうで。
10数名いた中で、102SSCを良いと選んだ人が2人しかいなかったとの事(当時、某サイトで話題になってました)。
まあ、人によって好き嫌いはあるので、ある程度は左右されますが、そこまで惨敗した話を聞くと、ちょっと尻込みしてしまいますね。
「自分で判断しろよ」って話ですが、資金は無限ではないので、巷の評価はそれなりに参考にはします。
正直、純正ケーブルよりマシか。。。程度にしか考えずに作成に入りました。
シースを剥き、銅編線を撚って2芯にします↓
銅編線側に熱収縮チューブを掛けて↓
根元の銅線が見えているので、ここに2サイズ太い熱収縮チューブを掛けてポストピンを圧着、コネクターを接続で完成↓
極性を間違えない様にw
カーボンチューブも掛けようとしましたが、手持ちのモノが太過ぎて、とりあえず今回は断念↓
ケーブルの方向性は一応全部向きを揃えてあります。
・・・で、接続して聞いてみたのですが、
食わず嫌いはダメです。ハイ
102SSCの音質傾向なのか、高域が特に緻密でスッキリ。しかもイヤな音がしない。
中域は生々しく、低域は程よい締まりがある。。。。という感じです。
以前も102SSCの同軸ケーブルで内部配線を作った事がありましたが、その時はネットワークプレーヤーのトラポ側デコーダーハーネスに使ったモノの、同時に電源トランスの配線も変えてしまったので、どれがどのように効いたか分からなくなった経緯があります。
こうなると、パワーブロックからスピーカー出力基板までのハーネスも作り変えてみたいですね。(赤丸部↓)
まあ6Pなんで、やって出来ない事は無いですが。
スピーカー出力ハーネスも、+と-で同軸にしたら良いのかなぁ?









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