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iFi-Audio iPower Elite 用スタビライザー作成

日記・雑記
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カーボンパーツを設計して作り続けましたが、CAD設計には避けられない設計ミスというモノがあります。

2D設計に比べ、3Dになってアセンブル出来るようになってからは、こういったトラブルがかなり少なくなりましたが、それでも皆無にするのは難しいです。

まあ、私のスキルが高くないというのもありますが。

 

・・・で・・・とある用途で作ったカーボンパーツですが、設計ミスで実際は使えなかったモノです↓

コレ、何か他に使えないか?と考えていたら、

DELA N100のDC12V電源入力に使っているiFi-Audio iPower Eliteですが、アルミ筐体は良いものの、特に両サイドの板厚があまり厚くないので、指で弾くと結構軽い音がします。

 

という事で、設計ミスのパーツを両面テープで貼り付けてみました↓

長さは偶然、狙ったようなサイズ感w

所詮、幅20mm、厚み2mmのカーボンですが、これだけでも結構音質が変わります。

ただ、貼り付ける両面テープの種類でも効果は変わってしまいます。

強固に貼り付けようと市販の強力両面を使うと、意外や意外、貼り付け強度とは逆に効果が薄くなります。

予想ですが、強力両面はテープ自体の厚みがあって、間にスポンジみたいな介在物があるのでカーボン効果が低減するのかもしれません。

私が使用したのはクラフト両面ですが、これもタダ貼り付けるだけでなく、両側から空気を抜くようにバイスで締め上げるとこれも音質が変わります。

ならば、筐体を強固に両側から挟む構造なら、さらに効果があるのではないか?と、またまたカーボンパーツで設計してみました↓

2枚の5mm厚カーボンを寸切りボルトを使い、ipower Eliteを袋ナットで両側から締め付けます。

袋ナットを締め付ける際はバイスで固定してトルクレンチで締付トルクを設定した方が良いでしょうね。

使用する寸切りボルト、袋ナットは振動吸収効果を狙いチタン製にします。

ちなみに今回のモノは、私が考えたオリジナルのモノではありません。

とある有名メーカーで以前販売していたモノのオマージュです。

ただ、例えこれを私が市販化して販売したとしても、この構造では特許はおろか実用新案でも対象外になるので、何ら問題はありません。

まあ、個人的趣味で作るのでそもそも問題ではありませんが。

今回のモノを含め、溜まりに溜まった設計図を複数同時に加工業者に送りました。

また到着まで10日くらい掛かりますが。。。。

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