DS-2000と各種アンプとの組み合わせ

日記・雑記
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 先週、土曜日からのお盆休みも5日目になり盆の墓掃除や敷地の草刈りをしましたが2日前から急に暑くなって作業中、軽く熱中症になりかけ何とか復活できました。
 こうなると大量に熱がでる高出力アンプの使用を敬遠して熱の余り出ないアンプとDS-2000とを組み合わせてみました。

【その1】SC-LX901⇒DS-2000
 PIONEER M-90aは、直流の高電圧回路でアンプを駆動しているらしく、その熱量が電気ストーブ並みでM-90aは休ませてプリで使っていたAVレシーバSC-LX901のフロント2チャンネルに繋いでみました。
 いちおう定格出力はM-90aと同等のフロント200W+200W(6Ω)なんですが、M-90aの芯のある低音とは異なり音の重心が上がった感は否めませんし、高音域が賑やかになった感もありました。その割に音量を下げると音の輪郭が極端に失われる傾向もありましたが室温の上昇を避けられるため一晩使いました。

【その2】SA-8800Ⅱ⇒DS-2000
 PIONEER SA-8800Ⅱは1976年発売(¥59,800)の60W+60W(8Ω)の出力ですが、どうしてどうして良く鳴ってくれました。
 放出する熱量も本体に触れると少し温かい程度で常時100Wも消費するLX901より更に熱量も抑えることができます。
 さすがに装飾なしの素のままでは味気のない淡白な音ですがラウドネスやトーンコントロールを適度に使うと音楽の楽しい部分を良く再現してくれます。DS-2000のほうもエッジが新しいためかウーファーが良く動いてくれ小音量でも音の輪郭が失われないのが良い所でした。大きな音が出せない転勤先の社宅にDS-2000とともに持ち込むアンプ決定で日中はコンナ感じですが‥[:image1:]
 暗くなるとアナログ回転ダイヤル式チューナーの暖かな照明が素敵で単身赴任の寂しい部屋を照らし実用的に使える感動(完動)オブジェです(笑)[:image2:]
【その3】SA-8800Ⅱ⇒M-90a⇒DS-2000
 SA-8800Ⅱはプリ部とパワー部がU字型のジャンパーピンで繋がれていて簡単にプリやパワーアンプで使えて今回はプリアンプとして使ってみました。この組み合わせは以前もEVのSentry500SBVで使っていて、ラウドネスやトーンコントロールの効きが良くて大音量から小音量まで楽曲の楽しさと低音の芯の太さが両立できる組み合わせでDS-2000でもスピーカーの前から離れられなくなるサウンドを聴かせてくれるのですが、いつまでも自宅にいられない自分とDS-2000ですので次のチェックに進みました。

【その4】SANSUI AU-α907DR⇒DS-2000
 最後に元々の理想的な組み合わせに戻すと音を出しただけで部屋の空気感が一変します。ESOTERIC P-30+D-30とバランス接続でAU-α907DRに直結したサウンドはCDに入っている音を克明に全てさらけ出すような鳴り方でアナログレコードや高音質CDを次々とかけて楽しみました。

番外の3パターンは【その4】の組み合わせと比較したもので記事に残しておきます。
【番外1】PIONEER M-90a⇒DS-2000
 低音のほうは良く出るけど、パワーアンプ直結でも高域ダラ下がりのためか音の鮮度が落ちたように聞こえてしまう。良く言えばシットリした感じ‥
【番外2】PIONEER SC-LX901⇒M-90a+DS-2000
 LX901のほうで徹底的に補正してくれるため、これはこれで音質的に完結してしまうけど、補正なしでまともに鳴るAU-α907DRの音の鮮度は只者ではない。
【番外3】PIONEER SC-LX901⇒SANSUI⇒AU-α907DR⇒DS-2000
 自宅では普段この組み合わせでJBLの4770Aの左右別々に907DRを2台使っているのですが、敏感な907DRとDS-2000の組み合わせなためか、SC-LX901での補正が鼻につく印象‥かと言って補正を全てオフにしても907DRとの直結のような鮮烈な音は聴き取れません。とにかくオーディオは中々一筋縄では行かないものです。

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