PIONEER S-55 TWIN捕獲 & バイク追加予定

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 また、増やしちゃいました。今回はハードオフにフラッと寄って専用台付きの16,500円で捕獲しました。実はこのモデル入手するのは12年ぶり2回目で、前回入手したブツはツイーターを飛ばして別のハードオフに売却しました。今回のブツは経過年数相応の部分もありますが、本体も専用台も36年経過したとは思えないほど程度が良く音質も素晴らしかったのでレビューとして載せることにしました。 PIONEER S-55 TWINは1987年(昭和62年)に定価72,000円(ペア)でリリースされたモデルで、当時のヒット曲には森川由加里さんの「SHOW ME」や TM NETWORK「Get Wild」があります。

 当時はコスパ最優先で揃えたコンポーネントシステムでオーディオを楽しんでいまして、ちょうど第二子も出来た頃で本機の導入は見送りました。その代わり雑誌に掲載されていたペアで20cmフルレンジ4個と8cmフルレンジ2個を使った長岡鉄男氏ご設計バーチカルツインを自作しましたが、設計者自ら「クラシック向き」と言うほどモヤっとした音質で明らかな失敗作。ツイーターも含めユニット6個とネットワーク素子などでS-55Tがもう少しで買えるくらい費用がかかったのに残念な音質で、ウーファーのハイカットフィルターをバイパスして何とか聴けるようになりましたが使うアテもなくヤフオクで2万で引き取ってもらいました。

 もちろん本物の本機は演歌、ポップス、洋楽、クラシックなど何でもござれの守備範囲がとても広い音質で、当時、長岡鉄男氏がコピーするほどバーチカルツインの物珍しさも手伝ったのでしょうが癖のない音質と91dB/W/mと小型SPの割に能率が良くアンプやソースを選ばない鳴らしやすいスピーカーでパイオニア特有のドンシャリ的スパイスも当時の大ヒットとなった要因だったのかもしれません。 今回入手した本機も36年間の衰えを感じさせない予想を裏切る小綺麗な音質でヴォーカルがセンターにピタッと定位し、どんなジャンルを聴いても楽曲の良さが伝わってくるスピーカーで、当初はサラウンドのメインに使っている20cmフルレンジ1発の自作機との交代を予定してましたが、もう少し、DS-2000やARISTOCRAT2と聴き比べようかと思うほど悪くないスピーカーで、どんなジャンルの楽曲を聴いても小綺麗に聴こえてしまい楽曲そのものに集中できるのって素晴らしいパフォーマンスだと思っています。小音量で聴いても音が痩せずに聴けて実用的な所も人気の要因だったのでしょう。

 もう少し踏み込むと小室哲哉氏が参加した音楽ユニットglobe1枚目の大ヒットアルバム「globe」。当時はレベルメーターを振り切るほど音圧の高い録音でしたが、再生システムが良くなれば良くなるほどアレレ?となるソースで当方のARISTOCRAT2で聴くと厳しい音質ですが、S-55 TWINで聴くと音が楽しく聴き入ってしまえるので、基本的に嫌な音は出さないように出来ているのかもしれません

 パイオニアは本機の大ヒットで小さいモデルから大きなモデルまでバーチカルツインをラインナップしましたが、素人目にもウーファーが倍ですから製造コストが厳しそうで案の定、1990年代にはバーチカルツインをやめてしまい迷機S-LH5などで迷走しました。この異色スピーカーはハードオフに良くあるのですが見た目が異質なのと使いこなしが面倒な印象でリンク先の長文記事後半も評論に困った?オーディオ評論家諸氏のコメントが‥(笑)

【バイク追加予定】本日(2/23)午前中、ヤマハのDT125Rと言う2ストロークエンジンで1994年式のオフロードバイクを契約しました。手前の白いモデルで、これで通勤用のKLX125、長距離用のVERSYS-X250に追加し今回の山道用で3台体制になります。

 お値段はエレクトロボイスARISTOCRAT2の(中古の)購入額以上で超割高ですが125ccで22馬力(リッター176馬力!)と今では排ガス規制に伴い絶対に出せない絶版モデルで3月3日(金)納車予定です。

 2ストロークのオフロードバイクは2015年まで230cc40馬力のヤマハLanzaと言うオフロードモデルを愛用していましたが、当方の酷使?に耐えられずエンジンが逝ってしまい・・(エンジン逝っても2ストロークバイクは予想以上の高値で売れます。)年甲斐もなく再び2ストオフ車に乗って地元の林道を攻める予定です。ちなみに地元の林道はオフロードフリーク界では有数なルートの宝庫で、骨折でもしたら加齢で治りにくいので怪我をしないよう楽しみたいと思いますが、バイクに関してはオーディオ以上に完全ヘンタイかもしれませんね~(爆)

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. たかけんさん、 導入おめでとうございます。
    パイオニアのバーチカルツイン、たしかに一世を風靡していました。
    私はそのころはVisual,特にLDにのめりこんでいたためスピーカーの試聴はあまり
    していませんでしたが、バーチカルツインは雑誌をにぎわしていました。
    お持ちの機種とはまた違った音をだしているのでしょうね。

    ところでこのように多くの機種を部屋に置いていると、鳴らしていないスピーカーの振動や反射による音は気になりませんか?
    私の場合、2機種置いているので気楽に聴くときは対策しませんが、きちんと聞くときは隣り合わせの聞かないスピーカーに布製カバーをかぶせています。
    たかけんさんのアイデアなどあれば教えていただけないでしょうか。

    最近、私のほうは仕事が忙しくなり余裕がなくなってコメントできておりませんでした。またの投稿を楽しみにしております。

    • ギコリンさま、お久しぶりです。返信ありがとうございます。

      >パイオニアのバーチカルツイン、たしかに一世を風靡していました。

       JBLも含め大型スタジオモニターは天井や壁面埋め込みでレイアウト的制約があって仕方なく、あぁいう形になってしまい、後追いでイギリスのトライアンフ製バイクのエンジン型式で有名な「バーチカルツイン」と言う名称が独り歩きした印象です。

       パイオニアはプロ向けブランドTADのユニットを製造し、REY AUDIOがTADユニットを用いた特注品をスタジオに納入してバーチカルツイン方式が認知され、当方のような中途半端なプロ知識しか持ち合わせていない者達から崇拝されちゃった感じですが、当時、ウーファーがツィーターの上下にあるスタイルが極めて斬新で、ルックスだけでも良い音が聴けそうだったことは確かで、メーカーとしても見た目を裏切らないサウンドにS-55TWINを仕上げきた事が大ヒットに繋がったのかもしれません。

      >ところでこのように多くの機種を部屋に置いていると、鳴らしていないスピーカーの振動や反射による音は気になりませんか?

       昔から部屋の中に壺(つぼ)が1個でもあれば特定の音を吸音できると言いますし、密閉式スピーカーでも振動板を通し音が吸収されますから、ウチの部屋の場合、イチ、にぃ、さん・・床面に近いスピーカーだけでも大・小9つの「壺」があり、室内全体で計20個も有りますから低音域はかなり影響を受けているハズで、実際、鳴らしていないスピーカーの振動板に触れると激しく共振しているのを確認してます・・(汗)

       ま、それよりも、その日に聴く楽曲に合わせて気分次第で使うスピーカーを適当に選択できたほうが自分にとって嬉しいので、実際はそれほど気にしていないというのが率直なところです。また、未来永劫このスタイルでもありませんので、暖かくなったらプチ模様替えをするつもりなんですよ。
       それにしても、S-55 TWIN・・本日はエージングも兼ねてずっと音楽を流していますが、ソースのアラを全く出さないことからBGM用途では「最強」かも・・こうやって真剣にコメントを入力していても全く音質が気にならない・・て言うのも「立派な性能」かもしれませんね。。(笑)

      >たかけんさんのアイデアなどあれば教えていただけないでしょうか。

       最も簡単な方法は使っていないスピーカーの接続端子のプラスとマイナスをショートすることで電気的にブレーキを掛けた状態になり、ある程度はスピーカーの振動板が共振しにくくなります。振動板を軽く叩きながらショートさせたりすると響きが鈍くなるため簡単に実験できますから試してみて下さい。(当方はショートしてませんが・・)

       但しスピーカーの再使用にショート状態を取り除かずに繋いでしまうとアンプを壊してしまうこともあるので、要注意中の「要注意」でございます。(汗)

      >最近、私のほうは仕事が忙しくなり余裕がなくなってコメントできておりませんでした。またの投稿を楽しみにしております。

       当方もコメントには極力、気の利いたコメントを心がけていますが、実際のところ、オヤジギャグ的ダジャレが精一杯ですし、当方KY的傾向も持ち合わせていることから勘違いも多く、新サイトになってからは自動的に全体公開になってしまい、誤字脱字で後悔することもしょっちゅうで、何と言っても自分自身の誤字脱字コメントでも5分を経過すると自分自身で削除できないのが・・(汗)

       いずれ、旧サイトのように「お気楽」コメントが出来なくなったのはシンドいのですが、それだけ皆さんも慎重にコメントされているので旧サイトのような酷いコメントでの感情的トラブルが少なくなっているかも知れないので仕方ないと思っています。なお、当方へのコメントにあっては誤字脱字や勘違いも含めて、適当&お気楽にコメント願いま~す。(爆)

  2. やはりスピーカー端子をショートしておくのは有効なのですね。
    私の場合は違うシステムなので、電源入れて電圧をかけておけばユニットの共振はしないのかなと思っています。
    ユニットより、隣のスピーカー筐体からの反射音が気になっていますが、そこはどこを大切にするかなのでしょう。
    たかけんさんのお考えよーくわかります。ストイックに目指すのであれば1部屋には1システムにすべきでなるべく音を反射または吸収するものを置く場合は考えなければなりませんよね。(そのうち自分の体や服が影響しているのはどうするんだ、となってしまいます。)
    楽しむことをまずは第1に考えたいと思います。

  3. ギコリンさま、返信ありがとうございます。

    >楽しむことをまずは第1に考えたいと思います。

     難しい事を考えず、それが最も良いと思います。当宅では部屋中がスピーカーだらけで後方スピーカーは音の伝搬路を完全に塞がれいいますからオーディオマニアとして落第ですが、オーディオヘンタイとしては有りで、とりあえずツイーター付近を塞がなければOKかと・・(汗)

     そして中古品の入手時には「コレを○○万で買ったら○○万分、幸せになれるかな?」と自問自答ををしながら入手していますが、未だに結論が出せない1月5日に35万で入手したスピーカーがあってハマるソースでは飛び切り素晴らしく鳴ってくれるけど合わないソースは受け付けず、今回1.6万で入手したスピーカーと感激の度合いはそれほど変わらないんですね・・

     ですから、オーディオ専門店のようにスピーカーを同じ部屋に置いて気分次第で聴けたほうが幸せに思っていて、今回の3台目バイクの入手も大排気量のバイク1台を大切に乗るより目的に応じ乗り潰す事を優先しました。

     昨年から旧サイトでお知り合いになった方々と交流させてもらっています。住む世界が違い過ぎることから感覚がオカシクなりそうになりますが、極力マイペースを崩さないように心掛けており、これからは屋外が温かくなるためバイクで出掛けることが多くなると思いますね。(笑)

    • たかけんさま

       まさに「多頭飼育」過密ですね~~  (笑)  TV以外は昭和の街の電器屋さん。  社長が趣味でオーディオ売り場を作ったって感じです。  私が通っていた電器屋さんも まさにこんな感じで 色んなスピーカーを飾っていました。   家電がメインなんだけど オーディオ機器がだんだんと侵食して来ていた…。 

       あの頃 パイオニアはイケイケでしたよね。  文字通りのパイオニア(開拓者・先駆者)精神で新たな世界へと次々と邁進していました。  バーチカルツインもpioneer発でしたよね。  LDやプラズマ、ターンテーブル式のCDプレーヤー…  先ずは発想が凄くて それを実現してしまう技術力の高さ!!  凄いですよね…。

       
       でも ちょっと買いすぎ (^^)/ 

      バイクは本当に気を付けて下さいよ。  自損もあるけど 無防備ですから 当てられたら大変なんですから。   AVよりも変態なんでしょ!  本当に注意して下さいよ。 

      • アコスさま「昭和の・・」ちょっと見破られてしまったかもしれませんね(爆)
         部屋が適度にゴチャゴチャしてると居心地良過ぎてヤバいかもで、しかも友人が持っていた’80年代のアナログ盤も預かってしまったので、ますます「昭和度」が増しています。自分自身でも意識してるかどうか良く分かりませんが、昨年秋に探索した秋田市郊外の「油谷コレクション」を意識しているかもしれませんね。(汗)
        https://community.phileweb.com/mypage/entry/4986/20220919/70242/

         仰るとおりバイクは注意して乗らないと駄目ですね。通勤でも渋滞のなかでスイスイと使っているので変な自信はあるのですが、接触しただけでも命取りですから気を付けたいと思っていますし、貴重な絶版モデルですので大切に乗って倍の値段で売り抜けたいと妄想しています。。(汗)

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