ヒジヤン邸訪問記

日記・雑記
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先日、ヒジヤン邸訪問させて頂きました。今回の訪問は今年1月に引き続き2度目となります。前回訪問時より以下を変えたという事です。

・拡散/吸音パネルの施工チューニング

・たわしの増減のチューニング

オーディオルームに入ると、シーンと静まりかえっており、非情にSNが高い印象です。そこは前回と同じ印象でした。

まず、ヒジヤンさんより、「この曲をかけるので、男性ボーカルの口元の高さを聴いてください」と言われました。

合唱から始まり、途中から男性ボーカルが聴こえてきます。ボーカルの高さは、ちょうどいいか、やや高めかなという印象でした。

そうお伝えすると、ヒジヤンさんより、「このパネルをスピーカー側に3cm移動します。聴いてください。」との事です。

左右両方のスピーカーの前に敷いてあるパネルをほんの少し移動しました。

聴いてみます。するとボーカルの高さは、今度20-30cm程高くなりました。なるほど、面白いですね〜!

今度は、「スピーカーとは反対側に移動しますね」と。元にあった位置より、数センチ試聴者側に移動しました。

聴いてみます。男性ボーカルの位置が今度は低すぎかなと印象です。そうお伝えすると、ヒジヤンさんは、わかりましたと、パネルをちょこっとだけ、スピーカー側に移動しました。

「聴いてください」との事で、聴いてみました。そうすると、男性ボーカルの高さが私的には違和感なく心地よい感覚で、これでピッタリだなという印象です。

そのままお伝えすると、ヒジヤンさんは、「tonkatsuさんのボーカルの高さは、これで決まりました。これから本格的に試聴してもらいます。」

なるほど、とても面白い試みです。オフ会に来てもらう方の試聴者の身長、耳の位置に合わせて、調整するのですね。

面白いですね。とお伝えすると、どうやらこの儀式は、先日、ASC前会長がいらした時に、同じ曲をかけた時、男性ボーカルの位置が高い?と指摘された経緯から考案された様です。ヒジヤンさん的には、オフ会の試聴会を始める前に、聞かれる方のボーカルの位置を合わせてベストな状態で、聴いてもらいたい(望みたい)ことから来るものだなと感じました。

試聴リスト渡されました。お聞きすると、オフ会に来られる方に合わせて選曲しているそうです。選曲がバイオリン、チェロなど多いのは、私がソナスのスピーカーユーザーでこの辺りを好んでるからなのかなと感じました。以下、前回と今回での試聴で感じた点です。

①ボーカル曲

前回は、もうちょっと無機質な感じでした。今回、ボーカルに色気が増しており、とても心地いいです。ホールトーンも良くでておりうっとりしました。パネルとたわしアースのチューニングでかなり変わるものだと、ちょっとびっくりしました。

②クラシック

ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタとても良かったです。ピアノとヴァイオリンの掛け合いが聴きどころですが、ピアノがやや左奥でヴァイオリンがやや右側で演奏されてるのが、よくわかりました。奥行きを感じさせる音ですね。ヴァイオリンも、前より、魅力的な鳴り方してるなと感じました。艶が乗ってるというか、心地よい響きが感じられました。

③ジャズ

アートペッパーのアルトサックスとても良かったですね。

④マーラー

前回と同じく、圧巻でした。意識が飛んでしまいそうでした笑

今回、色々聴かせて頂いて、チューニングした点で、Amazonで購入した吸音と拡散パネルが、とても効果があるのだろうなと感じました。

両サイドの壁側での施工が主になるみたいです。

①ツィーターの一時反射面への施工

②サイドの上部に防音、拡散パネルを適材適所で、使い分けて貼っている。

ボーカルと弦の音がとても良くなったと感じましたが、ヒジヤンさんにとても良くなりましたねとお伝えしたところ、今までは、ずっとマーラーを鳴らすためだけに調整してきたと、今回、他のソースメインで調整して、こうなったそうです。

なるほど、チューニングでこうも変わるものだなと、とても感心しました。私も、今ルームアコースティックが課題ですので、とてもいい勉強になりました。色々とありがとうございました。とても楽しい時間でした。

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. tonkatsuさん

    試聴並びに実験への協力をありがとうございました。実験結果については、自分でも記録に残していきたいと思います。

    さて、年初からの変化についての試聴ですが、tonkatsuさんの最初の一言。小さくかけていたギターの音を聴いて、
    tonakatsu:「ソナスファベールのような音ですね」
    こう言われて、複雑な心境でした。
    ヒジ(内心):「ソナス使いのtonkatsuさんが、ソナスのような音と言うのだから、きっと褒め言葉に違いない」「だけど、ソナスのような音に仕上げたつもりはないのだけれど・・・」
    こんな葛藤がありました。褒め言葉として受け取っておきますね。

    検聴してもらった感想は、概ね自分が感じていることと同じでホッとしました。今年の1月からの変化ですからね。これを評価してもらえる人は限られた人なので、自分と同様に感じてもらえて安心できました。前回に好評価だったソフトも落ちていないとのことで、セーフです。

    ところで、tonkatsuさんが最後に取り出した「秘密兵器」の話しが出て来ませんでしたね。自分は「tonkatsuさん宅の結果をレポートして下さいね」とは言ったものの、気になって仕方がないので、居ても立ってもいられなく、買ってしまいました(笑)

    • ヒジヤンさん
      先日はありがとうございました。実験的な事も体感でき、充実したオフ会でした。

      最初の一言「ソナスファベールのような音ですね」は褒め言葉です(^◇^;)
      その時かかっていたクラシックギターの音色がとても好みで、よく鳴ってましたので、そのような表現になってしまいました。

      言い換えるとするならば、私の使っているソナスのスピーカーの長所と感じているギターの弦の音色に似た心地よさを感じますね!みたいな感じでした。

      最後の秘密兵器は、ヒジヤンさんより、自宅レポートお願いしますと言われたので、今回の試聴記では、取り上げない方がいいのかな?と思ってました。

      また時間ある時、自宅のシステムで実験したいなと、思ってます。
      ヒジヤンさん早速、購入されたのですね!流石早いです!

      ヒジヤンさんの実験レポートの方が、先になりそうですね笑

  2. tonkatsuさん
    おはようございます。

    とても興味深く拝読させて頂きました。
    床のパネルの位置でボーカルの高さが変わるのですね。
    パネルは高域の拡散目的ですよね?
    となると床の1次反射の部分で高音反射が多いと上方定位、少ないと下方定位という感じなのでしょうかね?
    であれば、全体的に重心を低くしたいときは床を全面吸音にするのが効果的という単純な話になれば、自分的にはルームチューニングがし易くて嬉しいのですが。

    • CENYAさん
      ご無沙汰してます。

      パネルの件ですが、私的には、パネルを移動する事によって、ツィーターとスコーカーの一時反射の角度が変わってくるので、試聴位置の耳の高さに、中高域が集まる/集まらないの変化なのかなと感じてました。

      素人感覚です。間違ってたらすいません(^◇^;)

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