ダイヤトーンの古いアンプ

日記・雑記
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この前の土曜日曜で、また岐阜の家に手伝いに行ってきました。
今回は大型ごみの処分です。軽トラックで2往復しました。
そこそこ片付いてはきましたが、まだまだですねえ。
将来は業者を呼んで処分しないといけないと、覚悟はしています。(^^;

で、以前日記かコメント欄で触れたことがある、父が昔買ったダイヤトーンの
システムステレオは、無事(?)処分できました。
専用ラックは環境センターの処分場でブン投げられ、パリーンとガラス扉が
割れておいおい豪快だなあという状況。(笑) 父は内心複雑だったでしょうけど。
SPは既に先月某OFFで処分済み。レコードプレーヤーは9年前に修理に
出したもののリレーが入手できないという事で修理不可で戻ってきたので、
今回廃棄処分としました。
カセットデッキ(ベルト切れ)とチューナー(完動品)も、某OFFで処分してきました。
カセットデッキは300円、チューナーはゼロ円です。不思議な査定です。

唯一残したのは、これです。
[:image1:]
DIATONE DA-U640。プリメインアンプです。1981年の製品になります。
とりあえずの音出しで、テキトーな設置ですみません。(^^;
父はオーディオに興味を無くしています(と言うより、当時単に流行っていたので
購入した模様)が、僕がこういう趣味をしているので、何か遊べるだろうと思い、
処分も考えましたが残すことにしました。

当時のカタログも残っていたので載せてみます。
[:image2:]
「SELECT640」というセットがこの製品です。セット価格で339,400円也。
当時の最上級グレードという事で、父は自慢していました。(笑)
チューナーはシンセサイザー方式、カセットデッキのメーターはピークレベル
メーターでワウフラも0.03% WRMSとかなり優秀、アナログプレーヤーもDD方式で
オートリフト機能付きと、当時の最新式です。
[:image3:]
カタログの下半分(反射していてすみません)には、たぶん1世代前の製品であろう
SELECT一桁シリーズが載っていますが、この「SELECT5」の機器が、レコード
プレーヤー以外の機器が共通しています。ラックを2台にして横に並べて、
タイマーもオプションで選べるようにして、SPのグレードを少し下げた(DS-32B→
SS-640)ものがSELECT640のようです。
ちなみに、SELECT9はフルセット価格が687,300円、アンプはなんと、
セパレートです。
カタログの裏面はもっと安めのセットステレオや、レコードプレーヤーが縦置き(!)
の薄型ステレオ、今でいうミニコンポサイズの製品など、ラインナップは多彩です。
ダイヤトーンが当時、総合オーディオブランドであったことがわかります。

使わなくなって20年以上放置状態でしたが、ガラス扉付きのラックだったからか、
それほどひどい汚れでもなく、傷もほとんどなく、なかなかの外観です。
残念なのは、少しボリュームにガリがあること。あと、音像が微妙に左に
寄っている気がしないでもありません。音出しをしていたら直ったような気も
しますが。でもまあ、修理業者でオーバーホールしたほうが良いでしょうね。
トライオードのタレスで考えています。

コンター1.1につないで音出ししてみました。
DS-66Zの上に置いたこれまた超テキトーな設置です。
音源はPC、USB-DACのSB-DM-PHDで接続です。
僕の最近のチェック用の音源兼愛聴盤でもあるのJennifer Warnes「The Hunter」
Craig Chaquico「Acoustic Highway」、Donna Lewis。あとはLevel42など。

いきなり、ズンズン響く重低音に仰天したのですが、いくらなんでもこれは
おかしいだろうとトーンコントロールを確認すると、案の定、プラス3になって
いました。(笑)

トンコンをゼロに戻し、それでしばらく聴いていました。
掃除が終わった後、帰る前なのであまり時間がありませんでしたが。

やけにやる気を感じる、元気な音です。
当時の定価は55,000円。初任給から計算すると、今なら9万~10万円程度でしょうか。
30年以上前にこのクラスでこの音ならば、充分では?と思わせます。

何だか、この音ホントかいな、と思い始め、念のためもう一度スイッチ類を
確認すると、あー、やはり。
ラウドネス(懐かしすぎ)スイッチがオンになっています。(^^;

そして、ラウドネスをオフにすると・・・。あれれ?
何だかとても素っ気ない音になってしまいました。
聴いていてもどこか面白味のない音のように感じます。

今回は45分間ほどしか聴けず、しかもセッティングもテキトーだったので、
次回行ったときはもう少しじっくり試してみます。
アンプ食いのDS-66Zでは鳴らないのは目に見えているので、混乱を避けるためにも
またコンター1.1で聴いてみようと思います。
SPスタンドも持って行ったほうがよさそうですね。
ラウドネスをオンの状態の音質がなかなか良さげでしたが、次はどうなるでしょう。

この機種、ネットで検索しても日本語のページより海外のほうが情報が多いです。
ブランド名は、ダイヤトーンではなく、三菱ブランドですが。
海外でかなり売れたんでしょうね。
マイクとギターをつなげる端子が省略されているのが海外仕様のようです。

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