今夜は、12月に入って最初のコンサート。
久しぶりのプロ楽団の演奏会です。
ブログの方もごらんください。
上野にある東京文化会館を本拠地にする東京都交響楽団の特別公演として、横浜みなとみらいホールで行う都響スペシャル「横浜公演」演奏会。
出演は、指揮:ジェイムズ・デプリースト、女声合唱:栗友会合唱団
演目はモーツァルト:交響曲第41番 ハ長調 K.551 「ジュピター」と、ホルスト:組曲「惑星」 作品32 というもの。
小生が予約したのは、一階1列21番という、指揮者真後ろのかぶりつき席。
いつもは、もう少し後ろの席を取るのですが、かぶりつき席の音がどんなものか、一度は体験してみないと。
・・・・・師走には似つかわしくない風雨の強い中、会社を定時に退社して一路JRで横浜へ。
横浜駅で、東急東横線と直通運転しているみなとみらい線に乗り換えて3分で、みなとみらい駅に到着。
ここまで35分ですから意外と近いですねぇ。
ステージかぶりつきの席から上を見上げるとこんな感じ。
演奏が始まると写真撮影禁止になるので、そっとパイプオルガンを撮影しました。
さて、かぶりつきの演奏はどうだったか?といいますと。
まず、指揮者のジェイムズ・デプリーストさんは、電動車椅子に乗ってステージに現れたのにはびっくり。
指揮ぶりは手の指示も控えめですが、よくオケをコントロールされているなと思える良い指揮ぶりでした。
最初のジュピターの出だしを聴いて、バイオリン、ビオラ、チェロの音の鮮明さに思わず昔を思い出しました。
そう、これは小生がオケラの現役時代にステージ上で聴いていた音そのもの。
楽器奏者の間隔が開いているのを耳がそのまま聴き取れる感覚は、ホール最前列から10列も後方になると次第にオケラ全体が一つの楽器のように聴こえてくるのとは、全く違いますね。
ただ一つステージ上と違うのは、木管はまだしも金管楽器群のエネルギーが頭上を通り抜けてしまうのか、弦楽器群のボウイングの中に埋もれてしまい全く迫力を感じないこと。
天井に反射した間接音だけを聴いているような感覚になりました。
やはり、小生はかぶりつきでは駄目ですね。
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