いつもより音量を上げて – ラリー・カールトンとデヴィッド・T.ウォーカー「@ Billboard Live Tokyo」

日記・雑記
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最近の天候を表すのに、
よく「大気が不安定」といわれますが
上空と地上の気温差が激しいのが、その主たる原因のようで
そのせいか知りませんが、1日のうちでも
妙に蒸し暑いな~と感じたり、ちょっと肌寒いな~と感じたり。。。
またそれはオーディオにも微妙に影響しているのか
天候によって、音がちょっと違うなという感じがしています。
そんなぐずつき気味の天候のなか、
みなさんはどんな音楽でおたのしみでしょうか。

今日は、EVAさんの推薦盤
ラリー・カールトンとデヴィッド・T.ウォーカー
「@ Billboard Live Tokyo」
の感想です。

この2人のコンビで私が真っ先に思い浮かべたのは
マリーナ・ショウの
「Who Is This Bitch Anyway?」というアルバムでした。

このライブアルバムにも、
彼女のこのアルバムから
ロバータ・フラックの有名な「Feel Like Makin’ Love」が演奏されていて
ヴォーカルのかわりにサックスがメロディをひきはじめ
それをラリーのギターが途中でひきつぎ、
しだいにデヴィッド・Tのギターがからむ。。。
というような展開になっています。

なぜこの曲の紹介から始めたかといいますと
この2人の競演というと、この曲以外ほとんど思い浮かばないな~
と思っていたからです。
この曲での2人のプレーは
左右別々のチャンネルにわかれていて聞けるので
興味深いです。
「Marlena Shaw – Feel Like Makin’ Love」
ttps://www.youtube.com/watch?v=RK326HjaNTA

それでネットを検索していたら
こんなページを発見。。。

「Larry Carlton and David T. Walker 2014
ラリー・カールトンとデヴィッド・T・ウォーカー、
二人のギタリストによるスペシャルライヴが大盛況のうちに閉幕!」
ttp://homepage2.nifty.com/ueb/davidt/larryanddavidt2014.html

ウエヤマシュウジさんの
このライブの詳細のご紹介、かつすばらしいレビューにも
そのようなことが書かれてありました。

「どちらかというと黒人系ソウル/ジャズでのセッションが多かったデヴィッド・Tに対し、白人系ロック/ポップス/フュージョン系でのセッションが多かったラリー。彼らを起用するプロデューサーやアレンジャーといった音楽人脈が微妙に異なる音楽フィールドだったことや、求められるサウンドのテイストがそれぞれ異なっていたことも、二人の距離を遠ざけていた要因の一つだったかもしれない。裏を返すと、二人が共演を果たしたマリーナ・ショウの『Who Is This Bitch, Anyway?』は、畑の幾分異なる二人のギタリストが同居するに相応しい必然的な音楽的交配が魅力の一つになっているということでもある」。

私の感じていたことを
ウエヤマさんは過不足なく伝えて下さっているので
長い引用をしましたが、
ちょっとそういうヒストリーを頭に置いて
このライブアルバムをきいてみるのもよいかな~と思いました。

前フリのような話が長くなってしまいましたが
このアルバムは、まずもって
いつもより音量を上げて聞きたいな~
と思いました。
二人のエッジの効いたギターの音色を存分に味わうには
音量を上げたくなるのです。
ベース・ドラムス・サックスといった他のミュージシャンとの絡みも
音量を上げると、より密なる感じです。

EVAさんが
このアルバムを上半期のベストとおっしゃったのは
シブイな~と最初は思っていたのですが
FN1242+SICMOSのDACでの出音を想像すると
「これはシビレるかも。。。」なんて
納得してしまいました。

EVAさん、すばらしいアルバムのご紹介ありがとうございました。

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