新しいレイアウトでZYXを

日記・雑記
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■今週の休養
 今週はお休みをいただき、3日間ほど福井県を旅して参りました。旅と言えば、旅先で偶然出会うランチが何よりの楽しみ(笑)
人魚姫の伝説に思いをはせながら小浜市でお造り定食を食し、[:image1:]
杉原千畝の運命と敦賀港のやさしさに涙しながら、ソースとんかつをいただきました。
[:image2:]
 
■ZYX
 最近あまり時間が取れませんでしたが、十分な休養と充電期間を経て、アナログ道再開です。

 ZYX のMCカートリッジR-1000 Cosmos /S(銀線仕様)を入手しました。噂には聞いていましたが、元々外国向けメインのメーカーで、巾着袋に入った一合枡とかボックスに大きく「千」と漢字表記とか、外国受け狙いのオリエンタルムードな外装です。[:image3:][:image4:]

 実は、Cosmosは6月既に納品されていましたが、その恐ろしく繊細な構造のため、とてもラック内で使用する勇気はなく、とりあえずパッケージに戻して、巾着袋をただ眺めているだけの毎日でした。しかし、先日アナログプレーヤーをテーブルトップに再配置して、埃よけのアクリルカバーを得たことで、やっと安心して装着が可能となりました(笑)。

 Cosmosはカンチレバーから発電コイルのリード線まで剥き出しで、保護用針先カバーも無し。外殻が無いので、カートリッジ本体も、非常に小さく感じます。シェルへの取り付けにもかなり気を遣います。[:image5:]

 アームへの取り付けも角度調整が必要で、鏡に針先を乗せて角度を確認しますが、これまた気を遣います。今回インサイドフォースキャンセラーを先に付けてしまっていて、鏡の上を滑り出したときは肝を冷やしました。SMEのシェルは、1本のビスでリジットに固定できる信頼性の高い方式かもしれませんが、ユニバーサル式の手軽さが懐かしいです。

 R-1000 Cosmos はSONYのXL-50に比べると、装着されたシルバーベースの為か、結構重いようです。オーバーハングは一応再調整しましたが、ほぼ修正不要でした。

さて、本日の試聴アルバムリストは…
・ソニー・ロリンスのサキコロ
 一聴して感じるのが解像度の高さです。ドラムスの輪郭がグッと明確で力強く感じます。シンバルも空気感の中で金属感が綺麗に表現されます。

・THE SQUAREのSTARS and the Moon
 分厚いアルトサックス、分厚いながらも綺麗に高域が伸びるリリコン、CDでは決して聞くことの出来ない迫力のある音です。[:image10:]

・シルヴェストリの新世界
 録音自体はややナローレンジな気がしますが、非常に解像度が高く、箱庭的な音像ですが、テンポの良い演奏と相まって、気持ちよく音楽に引き込んでくれます。[:image7:][:image8:][:image9:]

■補足
 以前使用していたMMカートリッジXL-50の時も、少しゲイン不足であり、CD等再生時に比べて15~20dBアップが必要であり、MCカートリッジであるZYXのR1000Cosmos使用について若干心配しておりました。手頃な昇圧トランスも物色しておりましたが、同程度のボリュームで再生が出来るので、慌てて新しいフォノイコや昇圧トランスに手を出さなくても良さそうです。

 また、オーディオラックから、デコラのテーブルにアナログプレーヤーを移設したことで、少し心配していたハウリングマージンですが、フルボリューム(でもゲインが低いので大したボリュームでは無い)で発振音はありません。でも室内を歩くとスピーカーから足音が(笑)。再生音に影響は出ていそうです。

 課題はフォノイコ~プリ間の接続ケーブルが本当の汎用品の安物なので、フォノケーブルを良いものに交換し、純正のヴァンデンハルをフォノイコ~プリ間に流用したいと考えています。こんな時、汎用のRCA接続はありがたいですね。

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