バズケロ邸を訪問させていただきました!

日記・雑記
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●「散歩道オーディオの館」へ
 矢切亭主人が静岡県に転居することになってから最初に調べたことは、普段交流させていただいているファイルウェブメンバーの皆さんの中で静岡県在住の方を探すこと(笑)でした。するとお見えですねぇしかも案外お近くに…。(今回の転居の際、ストラさんがこっそり(笑)ご紹介くださいました)

 ということで今回不躾にもオフ会をお願いしたのはオーディオ散歩道のバズケロさんです。お仕事が忙しい中、今回時間を作ってくださいましたので、さっそく愛機OlympusEM-5を片手にお伺いしました。バズケロ邸はご自身でも紹介されているとおり、閑静な住宅街を登っていった高台のてっぺんに建っている。今更私がご紹介するまでも無いかとは思いますが、リビングに癒やしの空間を作り出すHARBETH部屋と噂のバズーカ砲を轟かせるJBL部屋との二刀流です。

●まずはHARBETH部屋
 ご挨拶もそこそこに、2Fへ上がらせていただき、リビングで美味しいコーヒーを頂きながら、木材を多用した温かい雰囲気のハーベス部屋で試聴開始。[:image1:]EVA CASSIDYのSYMPLY※からスタートです。

 SPの配置は平行法です。ポイントは両サイド壁面からの距離を正確に合わせて、前後方向の位置を調整し追い込まれたとのことで、正面壁面に綺麗な音像が浮かび上がります。案内されるままに室内を移動してみますが、同一壁面空間に音像が浮かび上がり、片方のSPに引っ張られる感じがありません。押尾コータローの初期ギター作品※やムターのヴァイオリンコンチェルトも聴かせていただきましたが、軽くて美しい弦と胴鳴りが心地よく広がります。

 あと、FMチューナーの音も聴かせていただきました。共聴にはFMも含まれているとのことで、accuphaseのチューナーからは、昔のイメージからは想像の出来ない、鮮度の高い音が流れてくるのも印象的でした。[:image2:]

●いざJBL部屋へ
 一息ついたところで、1FのJBL部屋に移動です。計算し尽くされた屋根形状と壁面に内蔵された音響トラップ。手をたたいてみると、見事に反響がコントロールされています。JBL部屋のポイントは、非常にレスポンス良く制動されたSPと、大音量時も音を上手く壁面吸収させて反射による音の濁りを生じさせない部屋の構造にあるようです。SP配置は三角法で、かなりのニアフィールド配置です。[:image5:][:image4:][:image3:][:image7:]

 JBL部屋の音を聞くに際しては、耳を響きの独特な大音量に慣れさせるためのストレッチが欠かせないようです。まずは猪俣猛のTHE DIALOGUE※とJIMSAKUの100%※DISPENSATION※でスタートです。このシステムでは炸裂して瞬時に収まる、破裂するような低音が特徴的で、このため極度に解像度の高い低音が味わえます。

 耳が慣れてきたところで、矢切亭主人持ち込みの、ムターのチャイコン第1楽章とホルストの惑星から木星をしっかり聴かせていただきました。通常を遙かに超える大音量ですが、解像度が高く、音色がしっかり聞き取れるので、どんどん音楽に引き込まれて、ついつい聴ききってしまいました。

 JBLというと試聴会とかでも「乾いてスピード感のある軽いサウンドでJazz向け」というイメージが有りましたが、バズケロ邸のJBLはスピード感と制動力は高いが、シットリと潤いもあるサウンドで、クラッシックも問題なく楽しめます。

 そしてバズケロさん一番のおすすめ、モノラル針によるアナログディスクに移っていくのでした。[:image8:]

 矢切亭主人にもなじみの深いサラヴォーンの「バードランドの子守歌」は素晴らしかったですね。その他ジャズスタンダードをいくつか聴かせていただきましたが、最後に矢切亭主人の少ないレパートリーからサキソホンコロッサスをリクエストして聴かせていただいたシングルレイヤーSACD。出だしのサックスやシンバルの飛び出し感と重厚感は、このJBL部屋ならではの迫力でした。いつの間にか外は暗くなっており、ハーベス部屋も「夜の装い」に。[:image9:]

 まだ何か書き忘れていることもありそうなのですが、興奮も冷めぬ中、イメージの新鮮な内に書き飛ばしてしまいました。少し頭を整理して、次回に望みたいと考えておりますので(笑)、今後ともよろしくお願いいたします。
バズケロさん、本日は本当にどうもありがとうございました。
お土産までいただいてしまい申し訳ないです。飲茶の作法を調べなくては…。[:image10:]
 試聴させていただいたCDのうち※印のものは早速発注いたしました(笑)。[:image6:]

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