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パワーアンプ更新

日記・雑記
日記・雑記
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donguri のホームシアター部屋ができたのは2018年末ですが、当初からフロントスピーカー用パワーアンプは、AVアンプじゃなく2chアンプを使うことにしておりました。フロントL/RスピーカーはずーっとB&W 805D3です。今回、パワーアンプを代えましたのでこれまでの歴史も振り返り日記にいたします。
 ミッドクラスのプリメインやパワーアンプ選びに少しでも参考になれば幸いです。 
 donguriは新しいアンプを仕入れて、従来のものと比較して、どっちが好みか判断し、古いものは処分するということをくりかえしてきました。あんまり良くないとは思いつつ、店に行って試聴して選ぶというのはほとんどやってなく、雑誌とかネットの評判を参考にしつつ気になったものを試してみます。お店で試聴しても環境が違い過ぎるのであまり参考にならないだろうという気持ちもありました。

1世代YAMAHA N-R803  
 社宅で以前から使っていた2chアンプ、安いわりには十分高音質であったが、もう少し良い音のプリメインが欲しくなって、中古2030万円くらいの出物を待っておりました。

2世代Marantz PM-11S3 
 値段はN-R803の倍以上であり、小音量、大音量、すべての楽器の音の質で優り、取り換えることにした。しばらくしてHiViで安くても評判のいいNuprime STA-9がどうなのか気になりだした。

3世代Nuprime STA-9 
 PM-11S3と比較して音質面では優るとも劣らないと思われたが、メインスイッチがリアパネルにある点とアンプと連動してON/OFFするためのトリガー入力が無いという不便さが気になり、しばらく使ったが変えたくなりました。

4世代Nmode X-PM7 MK2
 独自技術のデジタルパワーアンプの音がどうか気になり導入、STA-9の音よりちょっと繊細な音が出るような気がしましたが、音が途切れた?、音が変?と感じることがあり、安定したものが欲しくなりました。

5世代Accuphase E-370 
 一度は、定番、安定安心のAccuphaseを試してみたいなと思い、また、Accuphaseの音場補正機器DG-48を使うのに便利だったということもありゲットしてみました。DG-48ですが、しばらく使ってみましたが、視聴位置でフラットな音響特性に補正するとかえって面白くない音になるので、結局使わないことにしました。DG-48を使わないとなると、Accuphase E-370である必要はないという気持ちになっておりました。

6世代LINN AKURATE 4200

 E-370のメインアンプより良い音で手の届く範囲のパワーアンプは無いのかと思っているうち、ふとバイアンプ接続も試してみたいという気持ちも沸き上がりました。そこで、バイアンプも簡単に試せるLINNのパワーアンプAKURATE 4200が気になりだしました。AKURATE 42004チャンネルのパワーアンプが7kgくらいのコンパクトな筐体におさまっており、自分ひとりで持てない重量級(現在限界は約23kg)や、温暖化かつ電気代高騰の時代に大変な熱を発散するA級アンプは嫌いなdonguriにピッタリ。HiViではここ数年ベストバイに入っているのでまあそんなに悪くないだろうと思っておりました。 
 2ch音源・シングルワイヤリングで比較すると、LINNの方が、付帯音が軽減した感じ、弦楽器の弦はやや細い感じになり(より本物のサイズ感がでている)、ピアノも本物の音に近く聴こえます。ヴォーカルはよりリアルで、口が締まりました。微細音もLINNの方がよりよく聴こえます。弦楽合奏の音色もLINNの方がよりdonguri好みの音でした。ラッパの音はあまり差を感じませんでした。打楽器も良い感じです。さらに大音量時、分厚いトッティ部分でのひずみ感もLINNの方がより少ないと感じられました。この時点でLINN AKURATE への交代確定いたしました。
 さてバイアンプがより優れているかどうかを次に試してみましたが、これは同等か楽器によっては細かい音が出過ぎるためか良くない感じになることが多かったです。理論的にはより良い音が期待できるはずですが、そうはなりませんでした。以前 E-370でバイワイヤリングを試したことがあったのですが、音かえってざらざらな感じがしてすぐ止めました。B&W 805D3はシングルワイヤリングで使うのがdonguriにとっては良いということになりました。
 LINN AKURATE4chアンプなのでシングルワイヤリングでは2ch余ります。そこでセンターSP(これも805D3)の駆動もCINEMA30のパワーアンプからLINNに変更しました。センターについてはバイアンプ駆動とシングル駆動であまり差は感じませんでしたので、1ch余らせるのはもったいないというせこい理由でバイアンプ接続としています。
 いつのまにか6世代目、もうこれくらいでやめようかと思ってます。

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. これは、先日、チラッとお話していたやつですね!LINNの4chパワーを使って、LCRをこれ一台で駆動するシステムに変更されたということですか。

    LCRは言うまでもなくマルチシステムの要、主役のSPですが、LCRを同一のSPで使っている人はかなりの少数であるのは言うまでもなく、AVシステムに外部アンプを使っている人の中では、<LCRを同一のパワーアンプで使っている>人も少ないんですよね。

    つまり、一般的なサラウンドシステムって、LRのSPとそれを駆動するパワーアンプが、<ともに他のSP&アンプと違う>ケースが多いので、「マルチは映画専用、音楽はLRの2ch」という方ならともかく、マルチの音楽を楽しむには「教科書的には不適切」なシステムになっていて、昔のSACDマルチのように「LR主導型」の録音になっているマルチ音源ならともかく、最新のAuro-3Dのように、「全チャンネル同一SP、同一アンプ」を<前提>にして録音されているものだと、正しい音場感が表現されないんですよね。

    今回Donguri邸で、LCRが同一SP、同一アンプになったということで、「スピーカーが消える」音場ができつつあるのではないかと想像します。益々、今度お邪魔するのが楽しみになってきました!

  2. Auro3Dさん

    コメントありがとうございます。
    振り返ると、チープオーディオを目指したはずが、ずいぶん時間と経費が掛かっているのに気づきました。donguri結局いろんなアンプを試してみたくなる欲求が周期的に襲ってくる性(さが)があるようです。

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