上がり框を根太、針葉樹系構造合板で潰した部分に↓
カビ、摩擦、湿気に強い事を謳っているフローリング用板を取り付けました↓
ここは部屋の角の部分で柱があり、針葉樹系構造合板もフローリング板も、柱の形状に切り抜かないといけません↓
室内側から玄関出口を正面に見て右側部分の画像ですが↓
3mm程度隙間が空いてしまっています。
ただ、これは私の作業に瑕疵があった訳ではありません。
建築現場を作業中に実際に立会すると分かりますが、
特に手練れの職人さんの場合、上がり框、窓枠、ドア枠等の基幹構造に関わる場所でない部分はスケールを使って部材を切り出す事はせず、ハンディ丸鋸で目見当で切り出して現場合わせをするので、スケールで正確に測定すると、数ミリズレている事もよくあります。
なので、直角がキッチリ出ているフローリング板を合わせると、上画像のように隙間が目立ってしまいます。
ここは根太の間に防音用吸音材を仕込んだ後は防音用コーキングで埋めるのが良いです。
さて、上がり框を潰して何か変わったか?というと、外の国道を走る大型トラックや排気音の煩いバイクの騒音が体感出来るくらいに音量が下がりました。
体感出来る騒音音量というと、少なくとも5dB以上は変わっている筈です。
これにさらに防音用吸音材と隙間にコーキングを打てば、更に効果が上がるでしょう。
ちなみに、通常の住宅では、根太の下は大引という角材が一定間隔で入っているだけで、構造合板は一切入っていません↓
私の床下の場合は、根太の下に36mm厚の構造合板が入っており、その上に防音用シートを貼っているので、大きな防音効果が出るようになっています。
これで防音内ドアを追加すれば、防音効果はさらに上がるでしょうね。







コメント ※編集/削除は管理者のみ