リフォーム後のセッティングについては以前書いたとおり、とりあえず配置しただけでしたが、11月は帰宅が3週間空いていたため手付かずの状態でした。
リフォームの記事をきっかけに、今回の帰宅に合わせて関西の重鎮、Rayさんとnaskorさん、そして同じFASTユーザーのdaisukeさんの3人の訪問を受ける事になりました。
ブログのほうもご覧ください。
昨日、土曜日の午後一杯かけてRayさん、naskorさん、daisukeさんという凄耳の3人によって、我が家の音をクリニックしていただいた結果です。
具体的にお話しますと、音にニジミや低域の団子状態が感じられること。
これは、小生もリフォーム以前から感じていたことで、壁の振動と反射を改善するために石膏ボードを重ね張りのうえ、珪藻土塗り壁を施工したのです。
昼過ぎまでのお仕事を終えられたRayさんが到着されてから、部屋の音響測定によって80Hz付近に共鳴によるピークが確認され、ここからがクリニックの開始となりました。
ピークの共鳴を消すために、左右のスピーカーを約10センチ近く前後にずらしました。
これで音出しすると低域の整理がついて音階の輪郭と色彩が明瞭になってきました。
小生はこれでも満足でしたが、せっかくならとレーザーセッターを使ったスピーカー配置の正確な位置決めを行っていただけることになりました。
そして、これが、スピーカーのセッティングを見直しした後の配置。
リスニングポイントからスピーカーまでの距離が同じになるよう正確にあわせ、レーザーセッターで、スピーカーの向きをリスニングポイントに正対するよう微調整するのですが、これがひと苦労。
スピーカーが乗ったままの重い御影石を、親指一つで微調整していただいたRayさんの怪力にも驚きました^_^;
さて、苦労してそれこそミリ単位で位置決めした後の音はどうなったかですが・・・・・・・・・・・
激変です\(◎o◎)/!!!!!!
静電型リボンユニットを使った背面放射型のスピーカーですから、正直なところ、ミリ単位の位置決めで合わせてもな~^_^;と思っていたのですが全く違い、今まで聴いていたのはナンダッタンダの思いです(T_T)/~~~
音がリスニングルーム全体によどみなくスッと回り、そして綺麗に消えて行きます。
音のにごりが取れたので、音楽の構成が隅々まで見通せるようになり、大編成オケも音楽ホールの響きを乗せて再生できるようになりました。
ご来訪の皆さん、数時間に渡りクリニックしていただきありがとうございました。
夜はこんな雰囲気ですので、今度お越しいただけるときはアルコール類を取り揃えてお待ちしています・
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