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更なる高みへのイメージ

日記・雑記
日記・雑記
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タイトルからして、随分大上段に構えたものであるが、これ位の気合を入れないと「事」は進まないのではと考えただけのこと。
その「事」とは「オーディオ再生における音楽的満足度の深まりの追求」である。

音楽愛好家がオーディオを始めた時に考えることは良く似ていると思われるが、小生はオーディオ的快楽のみを追求するではなく、演奏会の会場で得られる音楽的満足度と同等もしくはそれ以上が得られれば申し分ないと考えている。
小生の今までのオーディオ満足度とこれからの期待値をグラフにしてみた。

1980年初頭にInfinityを導入以来、転勤引越しを重ねる毎にセッティングを変更したり部屋が僅かに広くなったりとしたけれど、劇的に変ったのは2000年頃にウーファのエッジ張替えと磁石の再着磁を行ってから。
その後は2005年に専用電源工事、アンプの200ボルト出川式電源搭載、CDT、DACへの出川式電源搭載と前段機器の強化を実施する度に満足度は向上した。

子供たちの独立にともない、2009年にはリビングのリフォームを実施して、エアボリュームの拡大と壁の珪藻土塗り、温水床暖房の導入でホットカーペットの撤去と、リスニング環境の改善を図った。

リフォーム直後のRayさん、naskorさん、daisukeさん来訪オフ会で、レーザーセッターによる、交差法のセッテイングを施した頃の写真がこれだ。

このSPは前後に音波を放射し、ピンポイントで音像をフォーカスするタイプではない。
しかし、オフ会を通じて今まで訪問させていただいた方々が追い求められていたものは、ピンポイントでホログラムのように立体音像が現われることで、実施にそれを体験させていただいたこともある。

しかし、Infinityでそれと同等の鋭い指向性を求めることは出来ない。
それならば・・・・・・・

そこに現われたGRFのある部屋さんのブログには以前から何となく綺麗な写真に見とれて拾い読みしていたが、ハイエンドブランドに踊らされるわけでもなく、自身の眼鏡に適ったビンテージSPを大事にしながらクラシックを中心に楽しまれている姿に共感するところがあった。

「部屋を鳴らすポイントを見つけよ。そうすればSPの存在を消したコンサートホールが現われる」小生には、そのようなメッセージを受け取ったような気がした。

確かに部屋が鳴ることは、コンサートホールで響きが綺麗に聞こえることに通じる。

これは楽器演奏での経験だが、管楽器も弦楽器も楽器本体の共振、共鳴が大事である。
管楽器でもマウスピースに発せられた唇やリードの僅かな響きを、楽器本体を共鳴させるようコントロール出来て、はじめて楽器らしい音が出る。
ヴァイオリンやチェロなどの弦楽器も弦の振動をコマや魂柱に伝え胴を共鳴させることで、楽器らしい音が出る。
声楽家だって同じく、声帯の振動を腹腔内に共鳴させて、あの素晴しい歌唱を聞かせることができる。

小生が気に入っているバイポーラ方式のSPを活かす方向を追求してみようか。
それは、平行法でのセッテイングで、SPが一番ストレスなく鳴るポイントにミリ単位で追い込んだセッテイングになるという。

リビングオーディオ故のセッティングの制限がある・・・・。
SPを気軽に動かすにはベースに敷いている御影石を含めて重過ぎる・・・・。
タマに帰宅するだけの生活で果たして違いが聞き分けられるだろうか・・・・・。
果たして小生に出来るだろうか・・・・。

行動を起こさない理由は幾らでも並べ立てられる。

しかし、思い立ったら吉日という諺もある。
有限実行という格言もある。

駄目なら元に戻せばいい。
宣言すれば後には引けない・・・・。

機器やケーブルを弄るのはそれからだ。

・・・・・・・・と、書いてはみたものの、今週は東京である(苦笑)

この日記はブログでも。

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