Surround Speaker 切替装置のアップデート

日記・雑記
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donguri部屋は5月の連休の際、スピーカーの配置転換をしました。Dolby/DTS用に6.1.6又は8.1.4、Auro-3D用に12.1の再生に適したスピーカー選択ができるように、これまでのスピーカー切り替えボックスも改訂版となりました。(注:「6.」、「 8. 」、「12.」というチャンネル数は、標準的な数字より1づつ小さいですが、サラウンドバックが1個のみとしているため)
 Atmosで使う「天井(トップ)SP」とAuro-3Dで使う「壁付け・ハイトSP」の切り替えが主な目的となる切替装置で、MarantzのAVアンプSR-8015のSP出力に特化した回路となっております。
 回路図のまとめを以下の図にアップしますが、難解なので、以下で何をやっているかリストにしておきます。
1)Switch (SW) 1と SW2によって、アンプのHight 3出力がAtmos再生の時はフロントワイドSP(FWL+FWR)かトップミドルSP(TML+TMR)につながるように、Auro-3D再生時にはトップサラウンドSP(Voice of God)(アンプのHight 3 L出力)、センターハイトSP(アンプのHight 3 R出力につながるように交通整理している。
2)SW3はトップミドルSPからSW2から引き継いだトップミドルの出力を出すのか、アンプのHight 2の出力=トップリアの出力を出すのかを選択するためのスイッチ。
3)SW4は、上側にしておくと、センターの音を出す(つまりセンターが画面を挟んだ上下のデュアル・センター出力状態になる。下側にしておくと、Auro-3Dの再生の際にはセンターハイトの音がだせる。
4)SW5はアンプのHigtht 1の出力をフロントハイトSPから出すのか、トップフロントSPから出すのかの選択を行う。
5)SW6とSW7はアンプのHight 2の出力を、リア(サラウンド)ハイトSPから出すのか、トップリアSPから出すのか、どちらからも出さないようにするのかを切り替えるためのスイッチ。

 先週末、SW6とSW7は昔からのON-ONトグルスイッチからON-OFF-ONタイプに取り換える予定だったが、新しく手に入れたON-OFF-ONスイッチに問題が発覚、予定どうり変更できなかった。まあ、来週のお客様の訪問には問題ないからいいや。

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. donguri様

    こんにちは、グランドスラムです。
    この案は、私も検討しました。同一アンプでドルビーアトモスとAuro-3Dとを切り替えて視聴するには、この方法がベストだと思います。後は、切り替えスイッチのグレードの問題になってくるわけですが、donguriさんが選んだもので構成されているものでしょうから、間違いはないと思います。

    私は自分では作れないので、知り合いに製作を依頼しましたが、グランドスラム邸のシステムに匹敵するような切り替えスイッチを作るためには、独立電源で、さらにはトグルスイッチにもかなりグレードの高いものを使わないとダメでしょうということで、見積もってもらったところ、部品代だけで10万円以上もかかることが分かり、そこにさらに加工費と組み立て工賃がかかりますので、総額30万円近くになってしまうとのことだったので、泣く泣く諦めました(笑)

    まあ、諦めたというよりも、ドルビーアトモスに求める音とAuro-3Dに求める音が違っていたので、それぞれの音の好みに合ったアンプで鳴らした方がいいという結論に達し、切り替えスイッチ方式からアンプを切り替える方式に変更しました。

    幸いにも、StormのAVプリは出力が16チャンネルあり、設定に応じて出力SPの設定を変更できるので、XLR出力を差し替えしなくても2系統を使い分けることが可能となっています。ただし、現時点で1系統分だけ足りない可能性がありますので、検討中です。その結果は、後日アップしますね。

    フォッサマグナツアーでお越しになるときには、ドルビーアトモスとAuro-3Dとの音の違いを楽しんでもらえるようになっているかと思いますので、どうぞお楽しみに!

    • グランドスラムさん
      コメントありがとうございます。

      グランドスラムさんレベルの機器だとスイッチの差も分かってしまうのでしょうね。
      donguri部屋のトグルスイッチは数百円の安物しか使っていません。
      基本、音質の変化に気づきやすいと思われるフロアレベルのスピーカーについてはスイッチは介在させず、SP端子直付けか、壁SP端子の1セット介在以内の配線は心がけております。
       上方、2層以上のサラウンドSPについては、SPの種類の違いや、設置方法の違いの差はdonguriでも感じられるのですが、電気的な回路による音質差は少ないため、スイッチが1‐2個途中にあっても、自分の耳では聞き分けられんだろうと思っております。その差もわかる敏感な方にはdonguri方式はダメだしされるでしょうね。

      • 先ほどのコメントには誤りありました。
        「フロアレベルのスピーカーについてはスイッチは介在させず」は今回設定したフロントワイドSPに関しては当てはまりませんでしたね。
        Atmosにおけるフロントワイド(FW)の音は、B&W 707S2を使ってますので、同一SPでもなく、トグルスイッチも経由している音となります。Atmos with FWは音質より音場の変化を楽しむためと割り切ってます。
         まだFWの効果はそれほど試していませんが、ジョン・ウィリアムス指揮・ウィーンフィルのBlu-ray Atmos音源では、ステージが左右に広がる効果は顕著です。弦楽器の音の本物感は、DTS-HD MASTER AUDIO5.1ch音源のOPPO UDP-205アナログ出力なんかと比べるとAtmosは劣る感じがありますが、音場の広大さ、ライブっぽい雰囲気を好むなら、Atmosでフロントワイドも面白いと感じております。

  2. donguriさん
    グランドスラムさん

    二つの連続投稿された記事、拝読しましたが、まとめてこちらにコメントしますね。

    「来週のお客様」としては、どちらも知らずにびっくりしたかったような気もしますが(笑)。

    グランドスラム邸では、同じSPで異なるパワーアンプ、Donguri邸では、異なるSPで同じパワーアンプで、どちらも切り替えてATMOSとAuro-3D用に最適配置されたSP群による音が体験できるということですね! WOWOWの入交スタジオ並みですね!どちらも、お邪魔するのが楽しみです。特に、恐らく多くの方が、「ATMOS配置のままAuro-3D」も聴いておられるでしょうから、それに対するAuro-3Dの正規配置のアドバンテージがどの程度のものなのか、興味津々です。

    センターSPの昇降機は、確かきょやさんも導入を検討していたはずです(その後、どうなったかな?)。これもまたまたWOWOWスタジオと同様ですね!(Donguriさんは未訪問でしたっけね?) みなさん、どんどんプロ仕様のシステムを整えつつあるようで、目を見張るばかりです!

    伊豆の拙宅は、現在は上下のスプリットセンターを、単純に物理的に分割してプリメインアンプで調整しているのですが、この「センター問題の最終解決」は、StormのAVプリでちゃんと二つのセンターSPを把握させて、Dirac Liveでキャリブレーションして、位相やDelayなど様々な補正を加えて一つの、本当の「スクリーンセンター=中心」SPとして機能させる(このような使い方ができるらしい)しかないと思い定め、今、部品を取り寄せ中なんです。これが完成すればサウンドスクリーン並みの効果は期待できるのでは、と楽しみにしています。完成の暁にはまたご報告しますね。

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