2月28日水曜日午後5時から、Korgが行った世界初96kHz/Auro-3DフォーマットのLive Extremeを鑑賞いたしました。
この数日で急遽作った再生環境については前の日記のようにAuro Pro image シリーズのスピーカーで固めたはずでしたが、放映時のフロントSPは少しでも音質を上げたい気持ちになり、image 40じゃなくB&W 706S2にきりかえました。いずれにしてもAuro-3D再生のための堂々?のローエンドシステム、これ以上安上がりにAurio-3Dの試聴はできないよという環境です。
内容ですが、1926年製自動演奏ピアノ「チッカリング・9 フィート・アンピコ・グランドピアノ」と大森たつしさんのマリンバの競演、1900年パリ万博で発表されたといわれる自動演奏楽器「リモネール1900」と大森たつしさんと神原瑶子さんのツインマリンバの競演と、なかなか興味深いアンサンブルでした。
まず感動したのが、大森さんのマリンバの技巧と表現すばらしさ、そして、神原さんとのマリンバデュオの絶妙アンサンブルで、この数日このために頑張って環境を整え、仕事合間頑張って?聴いた甲斐がありました。
ミニマルミュージック的な曲もあり、ミニマルといえば加藤訓子さんのアルバムを中心にいろいろ聴いてきましたが、マリンバはほんと相性良いなあといつも思います。繰り返し音型がひたすら続きながら、ちょっとづつ変わっていく曲の演奏って、まあプロの方々って間違えずによく演奏できるもんだといつも感心しております。
会場の空気感の再現についてはこのローエンド再生環境なのによく頑張っていると思いました。会場に観客はいない配信でしたが、スタッフの数名の方だと思いますが、一曲ごとに拍手を送っておりました。これが結構リアルに現場感を醸し出しておりました。右側の人の拍手より、左後ろの人の拍手がなぜがでかいのですよね。マイクに単に近かったのかね。あと、リモネールは演奏がスタートすると、楽曲データ用のパンチ穴の開いた紙をフィードするためにモーターが回転を開始するのですが、その音は前の方上方からの降ってくる感じが出てました。
donguri社宅のネットは集合住宅用の光回線だと思いますがPCはWIFI経由でつないでおりました。ダウンロードスピード100Mbpsくらいです。音切れは約1時間半の放映時間の中で一回あたり0.1~0.2秒くらい、計6回くらいありました。なんか、音が複雑だったり大きくなって盛り上がる所で起こった感じでした。一番目立ったのは、最後の曲、リモネールとマリンバデュオの一番盛り上がったところで3回集中してとぎれました。全体としては安定して聴けたと思います。
とにかく、このイベントに参加できて満足、満足。
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連荘で、こちらにもコメント入れさせていただきます!
私は今回のLive演奏Streamingの中で、この最初の写真にある、「遊園地用のオルゴール?」が一番、Auro-3D的には面白かったです。
古い時代を描写するアメリカ映画なんかでは見たことはあるのですが、現物の音を3Dで自室で再生できたのは感動しました(映画音響では、ここまでの音がしない)。
「音から高さ・巨大さが伝わってくる」という興味深い体験ができました(笑)。
スタッフによる?拍手が我々のMLでも話題になっているようですが、どちらかは入交さんだと思いますよ(笑)。制作責任者として現場にいらしたはずですから(私の勘では、Auro-3D感を強調するために、わざとマイクの近くで「強く」手を叩いていた方?=笑)。
この記事を、彼にフィードバックのため伝えておきますね!
個人的には、一度、ロマン派以降の大編成のオケ曲をやっていただきたいなあ(バンダが入っているようなものなら、なおよし!)。
Auro3Dさん
コメントありがとうございます。
Live Extremeの今回のユーザーの感触は全体としてどんなもんだったか気になりますが、そのような報告をだれかしてくれますかね?
いずれにしろ、Auro-3D Live Extremeのコンテンツが今後も配信されていくことを期待しています。