自作の真空管アンプは全て+B,-C共に定電圧で固めた固定バイアス方式です。
このため時々プレート電流を測定して真空管の劣化度合を見る必要が有りますが面倒なので5年程度で無条件に真空管の交換を行っています。
新しいアンプはプレートに1Ωの抵抗を入れて両端の電圧を測ってプレート電流を測定・調整出来るようにしています。
が昔に作ったアンプはそこまで出来ていません。
そんな中でヤフオク!で面白い物を見つけました。
縦型のVUメーターです。
出力管で主に使うのは直熱3極管の2A3や300Bなので
目盛の張替と4PのSTソケットに取り付けました。
真空管をセットした所です。
2A3と300Bは同じソケットです。
アンプに取り付けて測定しました。
これで簡単にプレート電流の測定・調整が出来るようになったので 調整しながらもう少し長く真空管を使用出来る様になるかな?
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helicatsさん こんにちは!
ここ数日、急に暑くなってきましたね・・
中国製のアダプターでVUメーター付の測定器は売っていますけどここまでコンパクトにまとまっていると欲しい人はいそうです
良いアイデアだと感心しました
プリマ様
暑さの中マルチアンプの真空管アンプ6台は地獄です。
もはやエアコン無しでは居られません。
真空管アンプのプレート電流はアンプの状態を把握するのに重要な要素ですが測定が面倒なの無視される事が多いと思います。
そうした中で生きた状態で測定出来ないかと試行錯誤してこの形にたどり着きました。
最初に作ったのが添付写真のようなアダプターでデジタルテスターを繋いで測定する物でしたが、取り付けの手間と表示がデジタルのため直感的に把握出来ない等により制作直後や真空管交換直後の初期設定のみの使用に限られていました。
それがアナログメーターを使用する事で実際に聴きながら確認出来るようになり真空管の劣化状況の把握 等 使用機会が大きくなったと思います。