オーディオのサウンドアップには、「連続な変更」と「不連続な変更」があると感じています。
・「連続な変更」とは、元に戻せる変更と定義します
・「不連続な変更」とは、元に戻せない変更と定義します
どちらの変更のケースでも、サウンドへの影響は多岐に渡る確認が必要になりますね。特に「不連続な変更」では確認項目が多くなります。
<不連続な変更の例>
・機器の変更
・スピーカー位置の大きな変更(外的要因による)
・部屋の変更
ですが、「不連続な変更」は大きなステップアップのチャンスであるとも言えますね。
「連続な変更」の代表的なものは下記でしょうか。
<連続な変更の例>
・スピーカー位置の変更
・「電源」まわりの変更
・「振動対策」の実施
・「ルームチューニング」の実施
・ケーブル類の変更
・その他アクセサリーの追加又は廃止
「連続な変更」であれば、影響度は大きくなく確認事項も少なくて済みますね。
ですが、「連続な変更」であれ、「不連続な変更」であれ、サウンド影響への確認と調整は必要になるものです。
①変更後に出た音から受ける感覚の是非(プラスと思うか、マイナスと思うか)
②2次影響の確認と調整(自分が大事に思うことから順次確認が必要ですね)
-音色
-鮮度
-解像度
-スピード感
-定位
-帯域バランス
-音像
-音場
「不連続な変更」であれば、全項目に対する確認や調整が必要になりますので時間がかかるものです。
この作業が大変なので、自分は極力「不連続な変更」は避けたいと考えています。機器の代替もなるべくしたくないのです。
上記のチェックは単一な音源での確認では難しいと思います。数多くの聴き込みをする必要がありますね。
ですが、多数な音源での確認はメリット/デメリットが多岐に渡り過ぎるので、数枚の音源を決めて確認し、初期セッティングを決めた上で聴き込みのステージで詳細の調整を進めることにしています。こうすることで、確認~調整の時間が大幅に短縮出ると感じているからです。
また直近の反省から、下記の音源を追加しようかと考えています。
「不連続な変更」は大きなステップアップの可能性もありますが、博打的な要素もありますね。だから機器の変更は自宅試聴をしてから決めると言うことになるのでしょうか。どんな「不連続な変更」が起こってもまとめ上げるウデを磨いておけば安心ですね。
それでもオーディオでサウンドを作り上げるのは時間がかかるものです。部屋やスピーカーの大幅変更を行えば、満足いく音にまとめ上げるために、5年・10年かかると言われるのはこのためですね。機器の更新でも半年くらいはかかると感じています。簡単にまとめ上げるのは難しいオーディオ サウンドですが、難しいから遣り甲斐がありますし、だから面白いとも言えますね。
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