新しいKaNaDe6ESを注文した時に、サンプル品として送ってもらったCDの静電気放射材「C MatriX」の話です。サンプル品は簡単に比較試聴が出来るように、薄いカーボンシートにC MatriX(銅箔シール)が8枚貼ってあり、銅箔シール側をCDの上に乗せる形で使えるようになっていました。
このサンプル品は2月に送ってもらっていたのですが、ウィーン旅行やその記録作成、そしてサウンド構築をやっていたため手つかずの状態となっていました。と言いますのも、以前に静電気測定器で計測しても、帯電したCDもトレイに乗せると放電する結果でしたので期待していなかったからです。帯電したCDも金属トレイに乗せると一瞬で放電して数値は0となっていました。
スピーカー用のKaNaDeを購入した時も、銅箔シールのC MatriXを同梱していただいていたのですが、CDに貼り付けるという面倒さもあって手つかずにしていました。ですが、今回のカーボンシート貼り仕様は、CDの上に乗せるだけという利便性から試してみたというわけです。
実際に聴いてみてビックリしました。音の変化が大きかったからです。変化の印象を簡単に記載すると下記でした。
・曇ったメガネのレンズをクリーニングしたように見通しがよくなり、音の純度が上がる
CDが帯電していても、トレイで放電されるはずなのになぜ?と疑問がわいたのですが、この疑問にはKaNaDeの小林さんが答えてくれました。
「前社で分析を担当していたとき、有機物を特定するFT-IR分析機器をよく使っていました。簡単に言うと、CDと同じ赤色レーザーを当てて、有機物の固有振動数を調べることで、物質を特定します。その分析の際に必ず、物質を乗せるレンズの上をエタノールで拭きます。拭かないと有機物ですから静電気が起きてレーザーがぶれて調べられなくなります。・・・CDはプレーヤーの中で電場と磁場の発生する中で回転していますから、常に静電気が起き続けていると思います。・・・」
理屈を理解したわけではないのですが、静的には放電しても、動的には静電気が発生し続けているというのです。実際に音がこれほど変わるには理由があるはず・・・と思いました。
そこで諸々の確認をしてみたくなったので、銅箔シールのC MatriXを取り急ぎ100枚注文しました。
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拙ブログの日記のφ(..)メモについて、情報提供のリクエストがあったので・・・
https://mtt2.blog.fc2.com/?no=5117
こちらのリンクの冒頭にある、インフラノイズが昔販売してたCDクリーナーの効果に驚きつつも、σ(^^)私自身がいろいろ試した経過も踏まえたメモを記したんですが・・・それ以降の体験も踏まえて、現時点でのσ(^^)私の考えを、いかにφ(..)メモしときます
科学に無知な素人の実験、体験からの勝手な推測φ(..)メモです・・・(滝汗
元は、流行りから何年も遅れてトヨタが特許を取ったというアルミテープチューンを自己流で試したことに起因してて・・・
粘着剤にも導電性があるアルミテープをクルマの車体のあちこちに貼ることで、空気抵抗、操縦安定性、燃費など、いろいろ変化が得られる・・・拙ブログに日記アップもしたはず・・・(滝汗
そこからの知験で・・・素人解釈では、以下に・・・
素材、塗装などの表面を空気が移動すること(摩擦?)で、その素材や塗装が持つ正なり負なりの方向に帯電する・・・これにより空気の流れを阻害する
ここに、導電性アルミテープを貼ることで、コロナ放電が起こり、除電される
また、別情報から、クルマの場合、異なる隣接する素材間で帯電の特性が異なり、帯電電位が違う結果となり、これが車体表面を流れる空気を乱し、空気抵抗となる
この異なる隣接する素材間(ボディとフロントガラス間やボンネットやリアゲート裏の折り返しをシーリングしている部分の両側(ボネット表と裏など))ここを導電性アルミテープで橋渡し接続することで、表面の電位差を均一にできる?
⇒結果の効果として、洗車後埃や汚れが付きにくく、落としやすくなる、風切り音の低減、スムーズな挙動、燃費の向上など
そこからの派生実験で、ダイソンの掃除機・・・透明樹脂のごみタンク、ヘッドの回転ブラシの透明カバーに、導電性アルミテープの貼り付けを実施
⇒劇的に埃が付き難くなった
これに気をよくしてオーディオへも
SPのバスレフポート、ユニット裏のフレーム、ユニットとバッフル間への導電性アルミテープの貼り付けを実施
⇒中域の被りの低減、低域の濁りの改善、音離れがよくなった(個人の感覚(爆)
あと、レコード再生で、ヘッドシェルにレコード盤との隙間1㎜のアルミテープスカート添付・・・⇒音がスッキリ、レコード盤の帯電軽減
同時並行で・・・レコード洗浄において、超音波洗浄機の乾燥促進のため、純水500mlに1滴のドライウェル(昔、フイルム現像時、水切り促進に使ってたやつ)・・・ただし、ドライウェルを多く滴下すると、音がニュルっとした音になる(爆
この処置が、思いの外音の純度アップ、レコードの停電防止に効果あり
⇒昨年後半からの冬場、片面演奏後、パチパチとか内袋に産毛がぞわぞわを未経験
ネット情報と素人考察で・・・エチレングリコールがレコードの溝と針の摩擦低減、帯電防止を果たしているのでは?・・・ただ、同時に振動ダンプによる振動モードの変化の影響かも?
エチレングリコールは、イオン化促進に一役買ってたりするみたいで、クルマの空気の流れで素材が帯電するのと同様、レコード盤や針が帯電するのを、防止してる気がする
⇒未処理のレコード盤は、片面再生中に表面電位計の電位がどんどん上がるが、極薄ドライウェル水処置だと、あまり上がらない
この効果を先輩音友達と情報交換してて、CDにも効果あるとのアドバイスを貰い・・・極薄ドライウェル水をCDにスプレーして拭き取る実験実施
⇒音の雑味が取れ、芯が明瞭でアナログ的な温度感と滑らかさ、演奏のメリハリが聞き取りやすくなるって感じに・・・(^^;
と、この頃、冒頭の日記のように、インフラノイズのCDクリーナーを貰ったので、比較じっけして、常用のCD整磁器を含め、それぞれ微妙に方向性の違う効果があることを確認
組み合わせで好結果の場合も、変化が弱まる場合もあり
CD盤のレーベル面に導電性アルミテープを貼ったこともあり、効果も確認できたが、毎回貼って剥がしては面倒なのと、上記の整磁器、CDクリーナー、極薄ドライウェル水でカバー出来ると判断し、以降、未貼付
今回のリクエストを受け、CDドライブ内の帯電防止や、可動部の帯電除去に、導電性アルミテープチューン(コロナ放電型と電位差接続型の併用)する余地はあるなと思ってます(蓋開けないといけないので保留?)
ヒジヤンのCDPはVRDSですよね?・・・となると、CDレーベル面にアルミのフレーム?が接するのでは?・・・そこから静電気が逃げてないからシール貼って効果出たのか?・・・それとも、静電気より、盤の振動モードの変化によるものか?・・・
こんな情報でどう?・・・(爆
走り書きで、いっぱい誤字とか意味不明点あって・・・ご容赦 m(_ _)m
「いかにφ(..)メモ」⇒「以下に・・」
「添付」⇒「貼付」
「レコードの停電防止」⇒「・・帯電防止」
「比較じっけして」⇒「比較実験して」
他にもあると思うけど・・・(滝汗
Mt.T2さん、情報をありがとうございます。
お互いに黙々と記録や自己考察を書き綴っている現状ですが、興味のポイントが共通するものは情報交換するのもいいなと思い、リクエストしました。
いただいた情報の中で気に留まったのは下記です。
①「素材、塗装などの表面を空気が移動すること(摩擦?)で、その素材や塗装が持つ正なり負なりの方向に帯電する・・・これにより空気の流れを阻害する
ここに、導電性アルミテープを貼ることで、コロナ放電が起こり、除電される」
⇒なるほど、トヨタの特許は読んでいませんが、表面に空気が流れることで帯電するのですね。
KaNaDeが提起する、「拭かないと有機物ですから静電気が起きてレーザーがぶれて調べられなくなります。・・・CDはプレーヤーの中で電場と磁場の発生する中で回転していますから、常に静電気が起き続けていると思います。」
に加えて、表面に空気が流れるだけで静電気は起きるということで、より興味がわいてきました。
②諸々の気流が流れる部位での検証と、バスレフポートへのアルミテープ貼りで音が変わったとのこと
・・・CDの後にバスレフポート実験もやってみようと思います。
③CDにも効果あるとのアドバイスを貰い・・・極薄ドライウェル水をCDにスプレーして拭き取る実験実施
⇒これも試してみたいですね。
④ヒジヤンのCDPはVRDSですよね?・・・となると、CDレーベル面にアルミのフレーム?が接するのでは?・・・そこから静電気が逃げてないからシール貼って効果出たのか?・・・それとも、静電気より、盤の振動モードの変化によるものか?・・・
⇒ここが一つのポイントです。今日の日記で書きますね。
振動モードの話がたくさん出て来るけど、振動は剛性と重量と減衰で特性が変わるので、テツの話にはあまり関係ないような・・・
諸々ありがとう。
1点書き忘れてました・・・CD盤面へのエチレングリコール塗布は、レーザーの屈折率に影響するかも?ってのと・・・そもそもどこかの大学の研究で、エチレングリコールと何だったかにレーザーを当てるとイオン化が促進するって記事がヒットしてたんで、そんなのも関係してるかも?(汗
Mt.T2さん、追加コメントをありがとうございます。
KaNaDeからの情報、Mt.T2さんからの情報、ハム太郎さんからの情報で諸々が見えてきました。日記にまとめてみたいと思います。そこで、質問です。
①「極薄ドライウェル水」の話と「エチレングリコール」の話が提示されていますが、各々を試した結果を教えてください。(効果、費用、持続度、使い勝手)など
②先のコメントの「CDレーベル面にアルミのフレーム?が接するのでは?・・・そこから静電気が逃げてないからシール貼って効果出たのか?」は、アルミフレームに接するので、そこから静電気が逃げるから放電用のシールは意味がないのでは?の意図だったのですね。ここに深い意味があると、ヒジは勝手に想像しています。この話も長くなるので、次の日記に書いてみますね。
やっぱり、意見交換すると深まりますね。感謝感謝です。
「極薄ドライウェル水」の話と「エチレングリコール」の話・・・同じ1つの話です(ドライウェルの主成分がエチレングリコール)
なので、効果は、書いている通り
⇒音の雑味が取れ、芯が明瞭でアナログ的な温度感と滑らかさ、演奏のメリハリが聞き取りやすくなるって感じに・・・(^^;
持続度は、分かりません・・・同じCDを次に聞く時(数か月後とか)には再塗布してます・・・純水はレコード洗浄用に自宅でイオン交換樹脂でつくった余り、ドライウェル1滴交ぜてスプレーボトルに入れ、CDにスプレーしてティッシュで拭き取る・・・60mlのボトルに作ったものが1年くらいしても1/3しか減ってないのでコストは1回だと数円?(爆
Mt.T2さん、情報ありがとうございます。
極薄ドライウェル水の話とエチレングリコールの話しは同じ話だったのですね。それなら比較検討をする必要はないので、試してみるだけです。
C MatriXは静電気を発生しにくくする効果と、発生した静電気を即座に放電する効果ですが、極薄ドライウェル水は静電気を発生しにくくする効果のようですので、より源流対策ですね。施工もCDのレーベル面と読み取り面の違いがありますので、両立が可能です。
時間が出来たら試してみますね。ありがとう。