アースについての取材がしたい!、とのことで出水電器の島元さんとフリーライターの田中さん、AA誌の中野さんがお見えになりました。どうやら、「オーディオ機器に大地アースは不要」とする意見や、「アースループが起こるので、多点アースはご法度」とする意見が横行しているらしいのです。そこで、オーディオ用のアース工事を行っている出水電器の島元さんと、オーディオ用アースでサウンド磨きを行われている田中伊佐資さんが、同じくオーディオ用アースでサウンド磨きを行っている自分のところで、「アースの有無」や「多点アースの効能」「アースループ」などを確認取材したいとのことでした。これに合わせて、7th Wienサウンドの工事も実施し記事にするとのことでした。
自分もこれまで、「アースループ」の話にはウンザリしていましたし、「大地アースの効能」は声を大にして唱えて来ましたので願ってもないことだと思いました。
取材の趣旨に応じて、確認したのは下記の2点です。
①大地アースの効能の確認
②多点アースから1点アースにしたときのサウンド変化の確認 など
幸いなことに自宅では、各種アースの有無によるサウンド変化の確認は如何様にも出来ます。
諸々の確認を実施し、アース談議に花が咲きました。いやいや音を前にしての着目点を決めてのオーディオ談議は楽しいですね。常日頃から思っていることをぶちまけてスッキリとしました。
アース談議はどんな記事になるのか楽しみです。工事の方は、音が落ち着くのを待ってから日記にします。電源がらみなので、最終的に落ち着くまでは決めつけは禁物ですが、当日の感触はよいものでしたので期待して音が落ち着くのを待っているところです。思いを語らせてもらった5月のAA誌のアース談議の記事も楽しみです。
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ヒジヤンさん こんばんは〜
どんな記事になるのか楽しみですね(^^)
仮想アースの話にまで広げると収拾つかなくなるので、大地アースの効能と使い方のコツ的なものになのではないかと推測します。
私も? 散々? アースの日記を書いてきましたので、確かにウンザリといえばウンザリです(笑)とはいえ、何度似たような日記を書いても、理解されない人には理解されないのですよね不思議な事に。なので商業誌でも取り上げられるのはとても喜ばしい事です。
アース付の3Pコンセントやプラグは安定感がバッチリですけどその一方で国産の製品でアースの3Pが製品のシャーシ(FG)に接続されるものは決して多くありません。海外製(あるいは海外展開のある製品も?)は、電圧が高いせいもあってか(各国の法律もあって)アースの3Pが製品のシャーシ(FG)に接続可能されるのが普通です。ループが出来やすいのはこの後者なんですが、2Pの電源ケーブルを使うなどして容易にループ切断が可能ですよね。 ワタシが好きな海外製アンプThomannに代表されるように、GNDを浮かせるGND-LIFTスイッチが装備される製品も珍しくありません。ループが問題になることがあることは広く知られている感じ。
(逆に言えば、日本国産の布陣でかためておればアースループが問題になることは皆無に近いかも? 海外製が入ってくると少しだけ難しくなるだけで、それでも決して難解な事はないですね。)
↓はTOA社のパワーアンプ P-60D の取扱説明書からの引用です。グラウンドリフトスイッチ。5/27まで首を長くして待ちます(^^)
nightさん、おはようございます。
このところ、とみに「オーディオ機器に大地アースは不要」や「アースループの危険」の話が湧いているそうです。
出水電器の島元さんのところには、
「アースループのことも知らないのか、バカおやじ」と匿名のメールを送り付けてくる輩もいるそうで、大げさに言うと「天動説」「魔女裁判」的な動きを察知して、AA誌も動き出したようです。
そんな思いのメンバーでしたので、アース談議はスムースに進みましたし、自分は言い過ぎたかな?と反省する面もありますが、スッキリ出来ました。ここにnightさんが加わっていたら、より複雑になるけど、より深い論議が出来たでしょうね。
ですが、話は単純で、
・大地アースのことに絞る
・1点アースと多点アースのサウンド比較
・アースループについて などです。
記事とは別に、工事の間には田中さんと仮想アースの話も、電源、振動、音響(部屋)の話も意見交換出来て楽しかったです。やっぱり諸々の取り組みをしている人との会話は楽しいです。
結論は下記でした。
「オーディオはやってみなければわからない。」
「だから自分の耳で確認すること」
ちょっとショックな出来事が・・・
次のAA誌の原稿チェックが回ってきたところ、
『アースの記事ではなく、出水電器の最新工事の宣伝』でした。
アースの取材の方は、たくさんの情報を集めてから記事にするとのことで、今回の記事にはほんの少し書かれているだけでした。
わかりにくく、不明なことも多いアースなので、正式な記事にするにはまだまだですね。自分も精進しながら自主研究を続けていこうと思います。