静電気おまけ

日記・雑記
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C MatriXを使った静電気対策は完了したのですが、静電気の取り組みはまだ終わっていません。

Mt.T2さんからのコメントからのもう一つの情報です。

「素材、塗装などの表面を空気が移動すること(摩擦?)で、その素材や塗装が持つ正なり負なりの方向に帯電する」

調べてみると、一番プラスに帯電しやすいのは「空気」なんですね。

逆に言えば、放電しやすいということになります。

 

そして、発生した静電気を放電するよりは、静電気を起こさない方がいいに決まっています。その観点からは、下記の情報は深堀する価値がある事項と思いました。

 

Mt.T2さんからの情報:読み取り面へ「極薄ドライウェル水」=「エチレングリコール」を塗布することで帯電しにくくなる。

 

読み取り面への対策となりますので、C MatriXの放電対策とは両立します。

 

またMt.T2さんからのコメントには、「振動モード」の話が沢山出てきました。モード形状がどのようになるかは別としても、Discの振動影響は避けては通れません。VRDSはこれを対策するために、上下で挟み込んで面ブレしないようにしています。

 

ですが、CD放電スタビライザーのお試し時には、スタビライザーがバタつく現象が出たので、CDとスタビライザーの固定が弱いことが考えられました。そこで、固定用の両面テープを増やしてみたのですが、固定を強化すると音が押さえつけられるような感覚で、響きの情報が減ってしまいました。CDを読み取る時に制振しすぎてもよくないようです。

 

そこで、素のCDカーボンシートのスタビライザーと以前から手持ちにしていた、「マグネシウムに漆を塗装したもの」との比較を聴いてみました。

・素のCD ・・・ベース

・カーボンシート ・・・重心が下がる傾向がある

・マグネシウム漆塗装 ・・・実音がクリアに聞こえるが、響きが聞こえにくくなる

◇マグネシウム漆塗装品はNGです。素のCDとカーボンシートの比較では、CDにより好みが別れました。

・・・試しに、マグネシウム漆塗装品にC MatriXを貼った仕様も確認しましたが、制振効果(押さえつけたような音)は落ちるものの傾向は同じでしたのでNGでした。CDの読み取りは静電気影響のみでなく、CD盤の振動影響(制振効果)によっても音への影響があることがわかります。

 

読み取れないCDとSACDがどうしたら読み取れるのか?この検討もしていました。

考えたのは、C MatriXを貼る基盤を変えてみたらどうだろう?ということでした。

オリジナル:カーボン スタビライザー(0.2㎜)

対案1  :クラブト紙(0.6~0.8mm)

対案2  :コルクシート(1㎜)

対案3  :木薄板(0.55mm)

CDと同じサイズに切り取るために、コンパスカッターを入手しました。

最初に100均のクラフト紙(0.6㎜)で試してみます。

◇結果はNGでした。まったく読み込みません。厚みがあると読み取り出来ないようですこの結果から、C MatriXを貼る基盤を替える対策はあきらめていました。

 

おまけのこぼれ話なので、あっちに飛んだり、こっちに飛んだりしますが、着目すべきはCDの読み取り面の静電気対策です。発生した静電気を放電するよりも、静電気を発生させないようにする方が得策です。こちらは大事な切り口として、今後の課題としたいと思います。

 

ちなみに、C MatriXは1000枚を追加で注文しました。1枚づつ使用前/使用後を確認しながら聴くのが楽しくて仕方がありません。

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. 拙宅では、クルマのアルミテープチューンに使った導電性アルミテープが大量にあるので余りでやってました・・・(汗
    ですが、やはり面倒なので、今は、極薄ドライウェル水で拭いて、整磁器にかけるのみになっちゃてます(滝汗
    ドライブメカの上蓋を開ける気になったら、蓋の裏から、CD盤面に近い(盤上1㎜くらいかな)ところへアルミテープを垂らして、コロナ放電の効果を試してみるのも手かな?と考え始めてます(滝汗

  2. 静電気マスターのMt.T2さんは、すでに放電対策も実施されていたんですね。

    でも、「C MatriX」は尋常じゃなく効きますよ。一番最初に試した時とは効き方が変わりましたが、一度これを感じたら元には戻れません。追加で1000枚も発注してしまいました。

    マスターにも一度は試してもらいたいですね。
    奏(KaNaDe)に直接注文する、100枚セットがお得です。
    kanade@e-kanai.com

    こちらもマスター直伝の極薄ドライウェル水の元は発注をかけました。GW中には試してみます。

    cc
    「レーザーが当たる部分に近く」「気流による摩擦が起きる部分に近い位置」が静電気発生部位になるので、近い位置が効果的なはず・・・ですが、

    「CD盤面に近い(盤上1㎜くらいかな)ところへアルミテープを垂らして、コロナ放電の効果を試してみるのも手かな?」・・・こちらもレポートをお待ちしていますね。

    静電気実験も楽しいですね。

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