αゲルを試してみました。

先日の赤羽ツアーオフ会の際、ベルウッドさん、にらさんからご紹介頂いた、αGELが気になって早速、試してみました。

アンプ、LINN DSのインシュレータへの適用を考え、SNシートにしました。

上に敷く板は、最近、「木」に魅了されていますので、50cm＊50cmの黒檀を選択しました。（東急ハンズなら、破格値です。オーディオ用になった瞬間に高価になりますね。）
ラックにSNシートを敷き、その上に黒檀板を敷き、機器の足を載せました。足が中心になるのに、大変苦労しました。
期待をし、音を出してみると、中低域が膨らみ過ぎです。唯でさえ、締りのない低音がぼわぼわ、ボーカルの口もとも大きい。イタリア嬢（アッコルド）色気を通り越して・・・熟女も通り越して・・・一気に太ったおばさんに！

矢切亭さんをお迎えする１週間前の出来事です。

さて、困りました・・・

真空管は、中低音が厚みのあるアメリカ球、欧州管（EL34）にすれば、少しすっきりするのは、分っていながら、お迎えの当日、「球転がし」で遊べなくなるのも悔しい。
結局、初段、ドライバーだけ、すっきり系の欧州管にかえ、出力管は、そのままにして、SPをほんの数ミリ内に振ってなんとか凌ぎました。

矢切亭さんをお迎えしての「球転がし」の結果、やはり、EL34（Telfunken）に軍配が上がり、暫く常用していたのですが。。。

KYLYNさん邸にお邪魔させて頂き、良質な低音を聞き、家に帰って聞いてみるとだめだめ。

αGEL導入前の方が良かった。
でも、αGEL使いのお二人が勧めるので悪いはずがない。
黒檀との組み合わせが悪いのか。
カーボンに変えてみるか。
でも、アッコルドの足元は、カーボンより、黒檀の方がダントツに良い。
（カーボンの印象が悪い）
カーボンは、音が死ぬって記事読んだし。

迷った挙句、シャーシ直置きにしてみました。

お～お、、、これは、良い。
色気が戻ってきました。量感があるのに締りがあります。
もう少しあっさりして良いようです。
出力管をTESLA EL34に変えると、ぐっとお嬢の歳が下がります。
たまには、若い娘もよいかな？しばらくこの組み合わせで行きます。

それにしても、インシュレータの置き方でこうも変わるのですね。
やってみなけりゃ分からない世界、まだまだありそうです・・・