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真空管放浪記~ロシアから輿入れ

日記・雑記
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最近、PCオーディオの洗礼を浴びっぱなしで、本業の球転がしが疎かになっていましたが、この度、正室をロシアからお迎えしました。

老妻のGEC KT88には、暫くのお暇を出し、Tung-Sol 6550レプリカを側室として迎えていました。
この6550が結構良く、次の正室は、6550と決めました。

さて、6550の候補として、
1.Tung-Sol 6550オリジナル
2.GE6500A
3.Svetlana 6550 cロゴ

1は、ヤフオクでたまに見かけますが、非常に高価です。前に使ったことがあるので、今回は、見送りました。

2は、もう30年以上も前、真空管初体験の時に使って球です。
初体験を思い出したくなりました。ヤフオク、ネットを散策すると、結構あります。新品、元箱付きを見つけたので、販売店に電話するも在庫なしとのこと。ヤフオクにもあったのですが、今回は、縁がなかったのかと、見送りました。

3は、以前から気になっていました。ネットでの評判は、すこぶる良いのです。ただし、気を付けなくてはならないのは、Svetlanaには、CロゴとSロゴがあり、全くの別ものです。
Cロゴは、ロシアのサンクトペテルブルク(旧レニングラード)にある世界最大級の電子管工場で生産されていました。この工場は世界の真空管メーカーの中で最も大きいメーカーのひとつで、かつ、技術力の高い工場だったようです。
日本では、殆ど入手困難の様です。ヤフオクでも見掛けたことがありません。
でも、ebayには、あります。
早速、sellerを選んで、ポチです。

2週間程でイギリスから到着です。
到着したのは、こちら。

Cロゴが良いですね。。

V70SEに装着して音だしです。
これは良いです。たっぷりの倍音が乗って来ます。スケールも広く、かつ細かい音も出てきます。灯入れ早々で、ここまでの音が出れば、今後にかなり期待できます。
評判が良いの理解できます。
不動の正室の座、決定です。

レニングラード製なので、ショスタコーヴィチの7番が良く似合います。

手持ちの出力球、処分しちゃおうかな?
でも、浮気性なので、止めときます。

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