今回は、オーディオ向け大地アースと疑似アースの話を書きますが、頭の中で整理できていなく長くなりそうなので、途中で切って続きを書くことになりそうです。
私のオーディオ・コンテナは、竣工当初から大地アースを設置していますが、巷で言う疑似アースも使っています。
まあ、巷で有名なKOJOのアースですが。
光LANコンバーターを導入する時に、「筐体を強化すると音質が上がる」という話を聞き、やってみたら、確かに音質は変わりました。
まあ、光LANは音声信号が通るところなので、納得はいったのですが。
画像は、上下にTAOCの重量級インシュレーターを挟み込んでいます↓
下側は、5mm厚のSUS304のシャーシを追加しています。
そこで気になったのが、KOJOのアースの筐体の弱いところです。
指で弾くとカツンカツン音がします。
ただ、直接音声信号が通るところではないので、そんなに大きな影響はないだろうと、木曽工業のFoQを上下貼り付けるだけにしていましたが、ところが意外や意外、FoQ貼り付けだけでも結構な変化がありました。
そこで、部屋を見回すと、かつてスピーカーのインシュレーターと一緒に使っていたABAのメタルスペンサーを見つけたので、それを上下に挟んでみたら如何か?とやってみたら、これが物凄い効果を生み出しています↓
下側に1枚。上の重しで7枚使っています。
今まで、私の部屋でスピーカーを鳴らすと、特に特定の帯域で妙な響きが乗るのがずっと気になっていました。
しかも、その音域の響きが帯域によって、特に中高域が右側で聞こえたり、左側で聞こえたりします。
可聴帯域のテスト信号をスピーカーから出してだいたい特定しましたが、妙な響きが乗るのが、低い方は80Hz~110Hz付近。高い方は、800Hz~2KHz付近で妙なエコーが掛かります。
これの原因はルームアコースティックであると断定し、今まで様々な対策をやってきましたが、どうしても完全に拭い去る事は出来ませんでした。
ところが、KOJOのアースにABAメタルスペンサーと、某S社のインシュレーター4個を重石として載せたら、ほぼ妙な響きは解消しました↓
疑似アースの筐体が共振して音に乗っていたという事ですかね。
ただ、ここまでやってしまうと、特に中高域の存在感が薄れる・・・・というか、なんかモヤっとするような違和感を感じます。
ABAメタルスペンサーだけだとそういう事は無いので、某S社のインシュレーターを外して、ABAメタルスペンサーを追加したらどうなるか?と考えましたが、現在、このメタルスペンサーは販売中止になっているようなので、何か代替品を検討中です。
ABAメタルスペンサーだけだと、ボーカルの存在感が上がり、今まで埋もれていた音が面白いように手に取れような感じになって、音圧が上がったようにも聞こえます。
激変アイテムは今までいくつかありましたが、このKOJOのアースにABAメタルスペンサー重石はかなり上位に入り込んでいます。
最近、疑似アースを追加するべくkonadeを購入しましたが、このkonadeの紙製の箱というのが如何なのか?というのが現在の懸案事項です。
このkonadeの中身を強化した剛性の高いケースに入れてみたら如何なるか興味がありますね。
残念ながらタカチの市販ケースでそこそこ剛性が高いというと、アルミダイキャスト製の密閉ケースしかありませんが、これを購入して中身を入れ替えてみようと思っています。
https://www.takachi-el.co.jp/products/TD
これに、CAD図面引いて強化部品を作り、さらに強化しても面白そうですがね。
コメント ※編集/削除は管理者のみ