木工リカバリー術 with AGSモドキ

日記・雑記
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スピーカー後ろのAGSモドキの上に載せているミニAGSモドキですが、ネジの頭が飛び出ると板と板に隙間が空いてしまうので↓

インパクトドライバーで、ネジの頭を板にめり込ませていました↓

ただ、今回のように、ホワイトアッシュやメンピサン材のような硬めの木材の場合、インパクトドライバーで打ち込むと、こういうトラブルが起こる事があります↓

所謂、ネジ折れです。

私はこの場合、「ネジザウルス」という特殊ペンチを使います↓

これで掴んで回すと。。。。。。。

ハイ抜けた~ww↓

だいたい、3mmくらい飛び出していれば掴んで回すことが出来ます(木工の場合)↓

これも掴んで回します↓

鉄工ネジの場合は、1mmくらいでもOK。

ただ、ネジが中で折れてしまった場合はさすがに掴めないので、材料を諦めたくない場合は、折れたネジ周辺に細目のドリルを入れまくり、破壊します↓

ただし、これは取捨選択が必要で、折れたネジ周辺にドリルを行うとドリル刃自体の寿命を縮めてしまうので、安い材料や、手に入り易い材料には向きません。

さらに、折れたネジ周辺にドリルを入れると、必要以上に穴が大きくなってしまう場合があるので、これも対策が必要です。

今回は折れたネジを撤去した穴にM6の鬼目ナットを仕込みますが、ドリル作業で必要以上に穴が大きくなったので、鬼目ナットの刃の部分に木工用パテを塗り、丸棒の穴に埋め込みました↓

木工パテですが、強度は侮れなく、ナットの内側にパテが付いてしまうと、ネジザウルスでもネジが取れなくなってしまうくらいの強度があります↓

ただし木工パテの注意点は、完全硬化するまで一切動かさない事が重要で、硬化前にちょっとでも動かすとそこからヒビが入り、途端に強度が下がります。

あと、隙間や空間が出来ないように押し込むことも重要です。

木ネジ穴がバカになった時に「ネジパテ」というモノが売ってますが、何のことは無く、中身が木工パテとほぼ同じだったりします↓

今回は、2カ所ネジが折れたところに木工パテで鬼目ナットを埋め込みました↓

埋め込み面積(体積)が広い場合は、木工パテではなく、エポキシ系の木工パテを使用すると良いです↓

これだと、埋めた穴にインパクトドライバーを使っても平気なくらい強度が採れます。

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