全Diffusorモドキの板強化を行いましたが、どうも昨日から、また音像が左に若干寄っています。
Diffusorモドキを一枚一枚再度確認しましたが、真ん中の最上段の建築資材Diffusorモドキの一番深いスリットが左右でデコピン打音が違います↓
右側スリット:
左側スリット:
この2カ所は板強化していなく、しかも、片側のスリットの両脇に隙間が空いていました↓
この場所は組み立て時に必ず接着剤を入れないと組み上げられないので、入れ忘れではありません。
では何故隙間が空いたかというと。。。。。。
隙間が空いた部位に、木工用ボンドではなく、根太ボンドを押し込み↓
更に、空いた隙間をバイスで加圧し、圧縮↓
すると、しばらくすると、このスリットの隣が「バキッ!)という音を立て、また木工用ボンド接着部位の隙間が空きました↓
どうも、木材の板の小口の接着などの面積が小さい場合、板が冬季で乾燥して収縮した場合、耐えきれなくなって接着部位が剥がれるようです。
そういえばですが、先日、部屋の中で何かが割れたような大きな音がしたので、あれは何だったのか?と思ったらどうもこれのようですね。
という事で、木材の小口などの面積が小さい接着の場合、冬季の乾燥で板の収縮が起こらない様に塗装するなりしないと寸法が狂ったり、接着部位が剥がれたりするという事が分かりました。
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へっぽこハム太郎さん
あけましておめでとうございます。
普段あまりコメントはしていないのですが、記事は興味深く拝見しています。
本年もよろしくお願いいたします。
一点質問なのですが、木材の収縮でこういった隙間が空いた場合、例えば工事などで隙間ふさぎに使うコーキング材/シーリング材を入れることで修繕可能なのでしょうか。
有効な対策になるのか、ならないのか(音に悪影響、湿度が上がって木材が膨張した際に却ってよくない、など)、どうなのだろうと思いまして。
眠り猫さん、コメントありがとうございます。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
ご質問のコーキングですが、木材収縮の際の埋め用途ではお勧めしません。
何故なら、コーキングは硬化後でも弾力性を保持しており、例えば冬季の収縮後にコーキングで埋めてしまうと、逆に梅雨時期の高湿度状態になった場合、板が膨張してコーキングを外に押し込み、今度はコーキングが飛び出してきてしまい、見た目がかなり悪くなります。
まあ、裏側から処理すれば表側からは見えませんが、表側にもコーキングを押し込んでしまう可能性は大いにありますね。
今回は根太ボンドを使用しましたが、これは板の収縮による寸法誤差を止める役割を元々持っているので使っています。
ただ、値段が高いのと、はみ出した場合に拭き取り難い(アルコールで何回か拭くとなんとか取れます)事が難点です。