オクに出さずに自分で使う事にしたので、原価度外視でこだわりを入れてみます。
まず、底面にもカーボンインシュレーターを入れます↓
インシュレーター裏面↓
溝が掘ってありますが、ここにフッ素ゴムを挿入して滑り止め兼、フッ素の低誘電率を利用した帯電防止を図ります。
アルミダイキャストケースの底面にM3ネジでネジ止め↓
ULコンセント・トップパネルの止めネジに、チタンネジを使用↓
色が青いですが、これは陽極酸化処理といって、アルミでいうアルマイト処理と同じです(電気分解の陽極「∔」にチタンを使うかアルミを使うかの違い)。
ステンレス(SUS)は陽極酸化処理は出来ませんが、焼き入れや焼き鈍しで「テンパーカラー」という独特の発色をします。
SUSの場合は、陽極酸化処理のように奇麗な発色ではないので発色が目的でする事はまずないですが、オーステナイト系のベンダーや絞りの加工応力(マルテンサイト変態)を戻す目的などで使われます。
車で、スポーツ系のマフラー・テールエンドが青くなっているのを見掛けますが、あれも「焼きチタン」といって、チタンに火を入れると酸化膜を形成し、独特のチタンブルーが現れます↓
ただ、これは整備士などの汚れた手で触ってしまうと、それが焼けて汚くなったりしますね。
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