アンプなどのRCA端子の埃除けに使うキャップですが皆さん色々使っているかと思います
今回はかなりシビアに比較試聴しました。
実は今までRCAキャップの比較試聴は真剣にはやってこなかったんです。
値段が高いほうがいいかな程度であんまり詳しく調べないで高いほうを使ってきました。
本当はどうなのか気になりだして、じゃあやってみようという事になりました。
使用システムは2つ。ミニコンポMarantz M-CR612とDALIのSpecter1、もう一つはMarantz MODEL30とSACD30nとB&W 705S2のシステムです。
●オーディオテクニカAT6063R
M-CR612のRCA端子では少しはっきり音がする感じあるのですがなかなか良好でした
MODEL30とSACD30nでは大きな音にすると高音部が特に少しうるさい感じがありました。ちょっとだけ高音が張る感じがあり、うるさく感じあまり良好では無かったです。
●オーディオクエストRCA Jack Noise Stopper Cap
M-CR612では少し眠たい感じになりました。鈍くなる感じですね。ダメだとは思いませんが良好とはいいがたい感じでした
MODEL30とSACD30nでは音が穏やかになって非常に良好でした。静かに音が出てくる感じが良いですね。合う感じでした。
★どういうこと?
オーディオテクニカの製品はミニコンポなどに使うと音がはっきりして良好でしたが、中級製品の30シリーズではうるさく感じました。これは使う数が原因ではないかと思います。M-CR612はRCA端子は5つしかないです。これに対し30シリーズでは20個使います。30シリーズで使った場合はよりキャップの素材の音が出やすくなるんではないかと思いました。つまり5個だとはっきりする程度ですが20個だと効きすぎてうるさいという事ではないかと思います。
RCA端子が少ないミニコンポなどではAT6063Rは良好に使えます。たくさん使うと逆効果が強く出るので中級以上のプリメインアンプなどでは使わないほうが良さそうですね。
Noise Stopper Capは落ち着いた音を狙うのにはいいかと思います。ミニコンポなどではパンチが効かない感じになることもあるようで安い製品にはあんまり向かない感じですね。中級以上の機器向けの感じでした。
以上、ご参考になればいいなと思います。
コメント ※編集/削除は管理者のみ