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第36回オール青山メサイア公演(青山学院講堂)

日記・雑記
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12月23日は天皇誕生日。
クリスマス寒波の来襲で底冷えのする青山通りに青山学院大学の門をくぐる。
今日は今年29回目のコンサート。
青山学院のクリスマス公式行事の一つ、オール青山メサイア公演の日だ。

演奏は青山学院大学管弦楽団、指揮;樋本英一、ソプラノ:松島歩、アルト:河野めぐみ、テノール:土師雅人、バス:松山いくお、合唱は青山学院大学グリーンハーモニー合唱団と学院の聖歌隊の面々だ。

ヘンデルのメサイアには様々な版があるが、今日演奏されるのは(プラウト版)。
正直、今まで聴いたメサイアはほとんどが原典版なもので、プラウト版?と思い調べてみると、原典版では管楽器はオーボエ、ファゴットとトランペットだけだったのに対して、プラウト版ではトロンボーンまで入った2管編成に拡大された、いわば大編成オケと合唱団向けの華やかさを増したメサイアだということがおぼろげながら理解できた。

さて、定刻の15時になり演奏会が始まった。
会場のの青山学院講堂は、1969年3月に完成し、普段は女子短期大学と中等部の礼拝堂として使用されているほか、入学式や卒業式などの式典、全学的な式典等で使用されている1701席の多目的ホールで、音響面ではお世辞にも素晴しい環境とはいえない。

しかしながら、そこで演奏されたメサイアはテクニックだとか音響効果だとかを超越したところにあった。
演奏すること自体が喜びであり、その場に居ることが喜びであるという、一種独特の空気に包まれていた。
小生はクリスチャンではないが、この独特の雰囲気をかつて子供達が通っていた教会付属幼稚園のクリスマスミサで感じた独特の幸福感。

独唱陣も素晴しい歌唱でこの宗教曲を進行し、この演奏会のために編成された合唱団も、歌う喜びを全面に現した心に響く歌声を響かせる。
大編成用に編曲されたプラウト版の演奏はメロデイラインが華やかで、トロンボーンが祝祭的な雰囲気を盛り上げて、合唱のハーモニーに厚みを加え、独唱陣がアリアを歌う場面では、Vn4プルト、Va2プルト、チェロ1プルト、ベースは1本と弦楽器群も小編成に縮小され、合唱部分の大編成との対比が効果を上げていた。

ハレルヤコーラスの場面ではクリスチャンの方々は起立して歌っているので、この演奏会が青山学院のクリスマス公式行事であることを思い出させてくれた。
クリスチャンの方々もそうでない方々も、今生きていることを感謝する。
そんな精神的な拠りどころを音楽に求めることも大切なことだと、しみじみと感じた演奏会。

第2部第3部の一部の曲を割愛されて演奏されたメサイア演奏会。
それでも休憩を挟んで3時間に及ぶ演奏会であったが、深い満足と充実感を味わった素晴しいものであった。
質素な佇まいのクリスマスツリー。
点灯式の模様もきっと厳かなものであっただろうと想像する。
クリスマスネオンの華やかな表参道に至近とは思えないほど静かな青山学院を後にして家路を急いだ。

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