イディッシュ・ラプソディ

日記・雑記
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昨日のPAC定演は前半がパリ管弦楽団メンバーによる八重奏団シルバ・オクテットと美貌の歌手イザベル・ジョルジュのイディッシュ・ラプソディーが素晴らしかったです。

東欧中欧のクレズマー、ユダヤ音楽、ジプシー音楽をレパートリーにするこの八重奏団は、バイオリン2、ビオラ、チェロ、コントラバス、クラリネット、ピアノ、ツィンバロンで構成されていて、今回のイディッシュ・ラプソディでは歌手も加わります。

曲目はアルバム、イディッシュ・ラプソディに収められた12曲の中から9曲が演奏され、何処かで聞いたことのある懐かしいメロディや、息をもつかせぬ超絶技巧の演奏には盛大な拍手が贈られてていました。

また、歌手のイザベル^_^・ジョルジュはフランスでは歌手&ダンサー&女優として活躍しているそうですが、ミュージカルの主役ばりの堂々とした歌いっぷりと魅惑のタップダンスを披露して、観客から拍手喝采を受けていました。

後半の幻想交響曲の時には、彼女がなんと数席横に座って音楽鑑賞をしていましたが、ステージ上で堂々としたので相当大柄かと思ったら意外に小柄でキュートな女性で好感が持てました。

また、会場には彼らがリリースしたイディッシュ・ラプソディのCDが販売されていましたが、休憩時間には黒山の人だかりで、あっという間に用意したCDが完売してしまいました。

後半の幻想交響曲にはシルバ・オクテットメンバーがゲストトッププレーヤーに座っての演奏でPACが見違えるような豊かな響きを出していて驚くとともに、この経験がPACメンバーにも大きな飛躍のきっかけを与えたのだと感じました。

パリ管弦楽団の演奏会ライブは、小生がよく利用するストレーミング配信のベルリンフィルと双璧をなすほどコンテンツが充実していて、普段から出張の時などにiPadて視聴していて、フランスのオケならではの魅力があるオーケストラだと思いますが、このようなユニークな活動をしているとは思いもしませんでした。

帰宅してから書い損ねたCDを詮索したところ、eBayで新品が出ているのを見つけたので早速購入。

到着が楽しみです。

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