2009年頃にコーン紙を交換したTANNOY HPD315Aです。
交換後15年経つとさすがにエッジが怪しくなっています。
もう少し持ちそうですが早めに交換する事にしました。
交換を考えて 少し前に調達した人工皮革のエッジです。
純正のウレタンも良いですが寿命を考慮して人工皮革を選択しました。
スピーカーの使い方もTANNOYとしてではなくマルチアンプのウーハーとしての使用なので少しの音の変化は調整で何とかなります。
自分で交換を考えましたが・・・HPD315Aユニットはコーン紙の裏面に8本のリブが張り付けられていて(ガードアコースティック・コーンと云うらしい)形状が特殊なのでエッジの購入先にお願いしました。
HPDユニットの放射状のリブです。このリブが良い仕事をしています。
交換にはそれなりの時間がかかるので その間はオーディオルーム移設後出番の無かったサブ機のHPD295Aを使用します。
ウーハーがHPD315AとHPD295Aが違うだけでスコーカー(Fostex F120A)・ツィーター(EXCLUSIVE ET-703)と同じユニットです。
※HPD295Aにはリブは有りませんが半世紀経ってもエッジは何ともありません・・・材質の違い?? それともヤフオクで買った時に既にエッジ交換済??
仮設の状態です。
格子グリルに針のVUメーター・真空管ヘッドフォンアンプ・・・昭和の雰囲気満載です。
パソコンを映すためにスクリーンを降ろすと高音が弱い??
最近の動画は圧縮率が高いのでそれでなのかな~と思いながら 格子グリルを外すと
・・・これではダメですね!
使う期間は僅かなのでプロジェクターの設定をフルスクリーンからワイドに変更後に 少し巻き上げて使用する事にしました。
取り外したHPD-315Aユニットです。
代替えの準備が出来たので箱詰めして送りました。
修理期間は1ヶ月程度だそうです。
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helicatsさん こんにちは♪
わたしも今年エッジ交換したところでした。
やらかすと後が大変なので私もショップにお願いしました。
あと、
HPD315Aユニットのリブをみて Victor SX-7 を思い出しました。
見た目にイカにも剛性が高そうで 憧れだったモデルです(^^
SX-7は置いておき 裏にリブがあるユニットが存在するとは ! 初めて知ったので驚き。
こういうアイデア?製品登場時期が殆ど同じかも。SX-7が73年HPD385ユニットが74年。
深追いしたら日本が真似したなんて事が分かりそうですが。 とにかく 個性があっていいですね~♪
オーディオの足跡さまよりSX-7画像 https://audio-heritage.jp/VICTOR/Speaker/sx-7.html
nightwish_daisukiさん
TANNOY HPDユニットから出る独特の低音は手放し難くコーン紙を2回張り替えても未だに使用しています。
さすがに半世紀以上経って3回目の張替えは無理みたいでせめてもの抗いでエッジ交換を行いました。
寿命の長い人工皮革のエッジを選んだので死ぬまで大丈夫かな?・・・