ご無沙汰しております。
先月は、例年通りのお手伝いでInterBEE’25(国際放送機器展)に行っておりましたが、本業の展示コーナーよりPro Audioのホールなどの趣味関連Boothを覗いてきました。Phil-M参加諸氏が興味を持たれるかもと思った展示がありましたので投稿します。
それは、小さなBoothに「ノイズ低減アイソレーションバランス電源トランス」なる比較的大型のトランスが鎮座、会場の劣悪な電源波形とトランス出力の比較、Noise Testerによる比較などを行っていました。
電源対策としてはノイズカットトランスがPHILE WEBや本サイトで話題となった時期がありましたので(自身はTryするも卒業)、担当の方のお話を聞いてきました。
特徴は、大型の巻き鉄芯に1次巻き線と2次巻き線が分離独立配置されており、2次はバランス型で50V-0-50V(又は、57.5V-0-57.5V)の所謂3線式でノイズが相殺できる仕組み。担当者によると、接地は必須ですが、接地抵抗にあまり拘らなくとも効果が得られるそうです。構造は概略以下のようですが、浮遊容量の影響も粗無く、良いSolutionだと思いますが価格は?? 銅の高騰とやらで高そうなので値段を聞く勇気はありませんでした。
興味のある方は、メーカーページhttps://www.shintec.co.jp/power-transformer/ を参照ください。
原理的に期待できそうな装置だったのでF.Y.I.させていただきました。なお、上記メーカーと私とは何の利害関係もありません。 ではでは。

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