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単身赴任解消記念オフ(ゴロー邸の巻)

日記・雑記
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単身赴任解消の内示を受けて以来、沢山の方からお誘いの申し出があったり、小生からもお願いしたりと嬉しい限りです。
しかしながら心の片隅では。「この話は、実は夢の中の話で、目が覚めたら恐ろしいことに・・・」と言う心配があったことも事実でした。
しかし、先週遂に内示段階ではありますが、人事部に転勤による社宅退去届けを出す段階まできました。
・・・・・もう、ここまで来たら、内示取り消しはないだろう・・・・・・・

少しは気持にゆとりが出てきた週末の土曜日昼にマイミクのゴロー邸を訪問する機会を得ました。

駅前で自家用車にピックアップしてもらい、先ずは昼の腹ごしらえにとお勧めのお蕎麦屋さんに向かいました。
ここ“手打ちそばうどん・いしもり”は、地元で愛されている繁盛店。
音楽談義に花を咲かせながら旨いもり蕎麦を普通盛りが2枚のところ、大盛の3枚を平らげました。

お腹が満足したところで、いよいよゴロー邸に向かいます。
とても静かな住宅街という環境で音楽三昧のお部屋に通されました。

目を引くのは最近部屋に入れられたという100年近い歳月を重ねたグランドピアノ。
学生の頃よりピアノ、バイオリン演奏を趣味とされていたそうで、弦楽合奏ではヴィオラも手にされるとか。
今は指先の老化防止?のためにピアノに向かわれるそうです。

ピュアオーディオでは、前段の送り出し機器はアナログLP以外は、サンパチ2トラの放送局送り出しシステム、DATデッキ、、SACDトランスポート、SACDマルチまで扱えるPC、AV系ではBDプレーヤー。
そして肝はEMMLabsのDACを介したアキュフェーズのチャンネルディバイダー、パワーアンプ群です。
SPは、大きなゴトウユニットとホーンが特長の4Wayシステム。
マルチ再生ではB&Wの800Dをフロント左右に1ペア、802Dがセンターとリアサイドに1ペアが5角形のサラウンド環境を構成し、AV映像再生においては、スクリーンに隠れるセンターはなし、というレイアウトです。

先ずはゴトウの4WayでCD再生を聴かせていただきます。

先ずは小山実稚恵さんのピアノ小品集「ヴォカリーズ」。
軽井沢にある大賀ホールで収録された作品ですが、その瑞々しいタッチに魅了されました。
こんなに大きなシステムなのに、目を閉じればまるでフルレンジSPが鳴っているかのように音像が中空うに浮かびます。
様々なDISKをかけながら、演奏のスタイルや曲の捉え方など小生がどのように感じているかをお話しすると、間髪を入れずに反応が返ってきます、そうした言葉のやり取りがまるでテニスのラリーのように延々と続くのは快感です。
贅を尽くしたユニットをフルに生かしたこのゴトウのホーンシステムを入れる器として用意されたこのご自宅に、もう一組入っているのはB&Wによる大型フロアSPによるサラウンドシステムです。
ペンタトーンのマルチチャンネルの調整ディスクを使って完璧に調整されたシステムですが、キャスター付きの800Dは、普段は部屋の隅に片付けられていて、いよいよ聴こうという段になって、初めて定位置に据付けられました。
先ずはBDパッケージからロイヤル・コンセルトヘボウの演奏会ライヴ、そして小澤征爾&サイトウキネンの演奏会の模様と、デジタルハイヴィジョンの素晴しい映像と音楽を楽しませていただきました。
映像が入ることで、話題は自ずと音楽放送の将来について、フォーマットやコンテンツの話などに及びました。
BS放送の録画からエベーヌ弦楽四重奏団の演奏を再生した時には、彼らの演奏にかける情熱と真摯な姿勢を良く捉えた番組だと思いました。
スタジオ収録された武満徹編曲の「枯葉」が素晴しかったです。
録画しなかったことを悔やみましたね。

その後、スクリーンを上げてSACDマルチオーディオ再生に入りました。
ホールの自然な響きを録音されたDISKはペンタトーンレーベルを中心とした欧州のSACDを数多く聴かせていただきました。
ゴトーユニットとB&Wでは当然音色に違いはありますが、そこに共通するのは正しくゴロー邸のサウンドです。

気が付くと4時間余り、沢山のDISKやDATを聴かせていただきました。
ここでは書けない突っ込んだ話も色々させていただきました。
ゴローさん、ありがとうございました。

この日記ブログでも。

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