3D映画作品の行く末が心配です (*_*;

日記・雑記
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2009年に映画「アバター」が劇場公開されて空前の大ヒット!  そしてそれは『3D』と言う事でも話題をさらっていました。  

そして翌年2010年には3DTVが各社から登場して参りました。  

こんなポスターが家電店には飾られていましたね。  当時は この3DTVを販売するにあたり大きな問題がありました。  それは「見る物が無い!!」 各社demoBDを作り店頭での体験を販促として使っていましたが… Demoはデモであって 3Dを誇張した映像は驚かせて終わりと言うだけのモノでした。  要は このTVを買ったとしても3Dは中々楽しめないと言う現実がありました。  まだまだ3Dテレビは上級モデルの位置づけであり高価なのも買え控えする要因ですね。  業界としてはカラーTV発売以来の大きな出来事としての位置づけだったのですが… 出だしは大コケでした。   

業を煮やした家電業界の雄 パナソニックは禁断の策に出ました。  それが「アバター3DBD」の独占契約。  パナソニック3D対応TVの購入者に対し もれなく『アバター3DBD進呈』と言う荒業。  これにより市場でのアバター3DBDの発売は大幅に遅れる事に。  パナソニックTVを買わなければ3DBDの体験が出来ないと言う期間がしばらくあったわけです。  もう一方の雄SONYは 当時話題だったゴルフ界のアイドル ハニカミ王子こと石川遼くんの映像をdemoディスクにして配る策に。(店頭デモ版を進呈し始めた) まぁ-ゴルフの3Dですから 映像は想像出来ますよね。

 

そんな訳で TVの3Dは初っ端から 大コケムードな臭いでのスタートでしたね。   その後、wowowでは週に一作品程度で3Dを放映(サイド・バイ・サイド方式)を行っていました。  スカパー!でも3D専門チャンネルがありました。 スポンサーはパナソニック1社提供… だったら無料で見せなよ!  それらが消えたのは皆さんもご存じですよね…(*_*)   サイド・バイ・サイドは「TVが壊れた!」って修理依頼が殺到したとか?

そんな3DTVですが 鳴かず飛ばずのまま… 2016年モデルが最後で姿を消しました。  日本でのテレビは お茶の間の当たり前な存在であり、見る見ないに関係なく 人が居れば映ってると言う存在です。   そんなテレビですから3D作品を見る為に「メガネを装着」してTVの前に居座ると言うのは国民性に合わないのでしょうね。 たかが40や50インチですからね…。 

 

2023年。 13年ぶりに アバターの続編『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』が3Dでも上映されました。

 

(私的)令和の大改修はG1.3のstewartスクリーンの採用でした。 サウンドスクリーンだけじゃダメで 明るさが重要でした。 G1.0で見ていた3DやUHDは本当に暗くて サウンドスクリーンの採用と明るさの確保は両輪で成し遂げたかった課題でした。 

あまり経験のないサウンドスクリーンやG1.3。  一体 どの程度の成果があるのか? あの価格(とっても高いのだ!)に見合う性能なのか?  不安がいっぱいの導入でしたが 結果は何回も言ってる(喜んでる)様に大満足な物でした。

 

で今日は3Dのハード的なお話になります。  とても危惧して仕舞って。。。

 それはプロジェクターのお話。  現在価格コムによると4kに対応してる3Dプロジェクターは36モデル。  アマゾンなどなら数万円で買える安価なモデルでも3D対応機は出ているが 今回はソレはカウントしていません。   そして私的に見て信頼におけるブランドだと EPSON、SONY、JVCになります。  他ブランドは実機すら見た事が無いので除きました。

EPSONはホーム用と言われる現行機は9モデル。 3D対応品は1台のみ EH-TW7000/7100。 20万程度の普及帯です。 3Dエミッターは内臓だが3Dメガネは別売。 驚く事に「メガネは市販品を買え」とあるだけで詳細は一切なし! まったくヤル気は感じられない。

 

EPSONには上位モデルとして長焦点タイプEH-LS12000(50万程度)と短焦点タイプEH-LS800(45万程度)がアルが3Dには未対応。

 

JVC(victor)は5モデルが現行品。 その内4モデルが3D対応。 70万~260万くらい。 専用メガネとエミッターは別売で純正品が出ています。 合わせて27.000円程度。

 

最後にSONY。

現行品は2モデル。 3D対応は1モデルのみ  VPL-XW7000(180万)  次はSONYもアリかな?と考えたのですが。 3Dメガネで考えを改めました。 HPによると 3Dメガネは市販品に委ねてる。 SONYとしては関与はしたくないらしい

3作品を視聴するにはVOLFONI社製のトランスミッターと3Dメガネを用意する必要がありました。 

 

それで これらを購入するには20万円の出費は必要だと分かりました。

ソニー、4Kプロジェクタ「XW7000」用の3Dアクセサリ販売開始 – AV Watch (impress.co.jp)

 

今って こんななんなんだ… SONYの3Dがそんなに凄いなら考えても良さそうですが 実際はドーなんでしょうかね?  8倍近い価格差を払ってでも価値は有るのでしょうかね?  スクリーンで体験した事と同じ事が起きるのでしょうかね?(笑)

 

こんな やる気の無さを感じる 3D再生機の再生環境機器です。  本当に行く末が心配なのだ… (*_*)

 

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. アコスさま、おはようございます。
    当方、昨日からの夜勤は間もなく終了で、やっと自由の身になれます。

     前の日記に返信しようとモタモタしていましたら、早くも次の日記が追加されていましたので、こちらの日記に返信いたします。前の日記に返信しようと思ったのはExcelで整理されたスチュワートのお値段で、もう少し足せばJVCの最新ハイエンド疑似8Kプロジェクターが買えます。

     当方的には「たかが膜」とまでは申しませんが、高くともハイエンド疑似8Kプロジェクターの半額くらいと思っていましたので、正に清水の舞台から・・ですね。

     つい先日ですが、増強されたM1おんちゃん様邸でB&Wハイエンド軍団である800D3x4本とJBLの映画館用サラウンドとヤマハのLFE軍団を体験させてもらいました。

     そして、当方が4KレコーダーDMR-ZR1を持参しJVC DLA-V9Rにて各種コンテンツを鑑賞させてもらいましたが、やはりサウンド・スクリーンだと壁面全体がディスプレイになり、極めつけはDLA-V9R & DMR-ZR1との組み合わせによる、めくるめくような高画質・高音質な世界に酔いしれることができました。

     当方も予算が限られサウンドスクリーンかプロジェクターか、どちらか更新するとしたら迷ってしまいますけど、サウンドスクリーンは一生物で使えるのに対し、プロジェクターは「疑似8K」から「ピュア8K」になるのは時間の問題ですから、そういうことなんですね。(笑)

     こちらのほうの日記の3Dネタですが、当方も以前からテレビでの3D鑑賞は長続きせず、映画館のスクリーンのように視界の殆どをディスプレイで満たさないと3Dの没入感は得られないと思っていました。

     旧作のアバター3Dは映画館で鑑賞し、その3D効果は自分自身が現地にいるような錯覚を起こさせるほどでした。その一方、3Dメガネのレンズに脂っこい指紋が付いていたり拭き取った跡が残っていたりと他者との共用を強要されるのが苦手でした。

     自宅で3D鑑賞できるようになって気づいたのが、映画館で観る3D精度の低さで自宅鑑賞のほうが高精度で3D鑑賞できることが予想外でした。

     当方の3D鑑賞は昨年春に当時の定価の1/10で捕獲したDLA-X55Rに純正3Dメガネ2個と現行品と同じ無線方式のエミッターが付いて、3Dメガネの充電器だけ買い求め、あっけなく鑑賞できるようになりました。たぶん、昨年の当方の「運」はこれで使い果たして年末にワクチン接種で酷い目に遭ったのだと思います。。(汗)

     つい先日もアバター新作を観る前の予習として旧作を3D鑑賞しましたが、普段のメガネに3Dメガネを重ねると長時間ではメガネ2個分の重さを支える鼻の付け根あたりが苦しくなるのと、高速で左右のレンズを切り替えている原理を知ってしまうと、やはり何となく目も疲れてしまいますね。

     当初、アバターの新作は大きな映画館で観ようと思っていましたが、公開時期が新型コロナの感染ピーク時期と重なったのでタイミングを逃してしまいました。

     4KUHDの3D版がリリースされたら入手して観る予定ですが、果たして3D版が簡単に入手できるのかが最も気になりますね。(汗)

    • たかけんさま

       流石でいらっしゃる… あれをチェックされるとは。 あんな表はスルーされる筈でしたが…  (笑)   何度でも言いますが スクリーンはスピーカーであり プロジェクターはアンプであり ソースはソースであると言う事。   今は スクリーンの素晴らしさが際立っていて 今まで隠されていたプロジェクターの実力が発揮されて来てると実感しています。   たかが反射させてるだけなんだけど…  stewartは最高の最後の友になるであろう。 リアル4Kが映し出されても もしかしたら8kが映し出されても その美しさは必ず魅せてくれるだろう…。 

       UHDはなんちゃって4k再生なので 素晴らしさの実感は少ないのですが 3Dはかなりいい感じなのです。   先日、神様の新作(ソーさんの)を見たら 音響的にイマイチだったんですよ。  内容的には面白く映像も頗るキレイだったんですが… 音がフニャフニャでした。  今 このシリーズはディズニーの傘下であり ソフトの売り方がエグイんですよね。  購入したのはBD+3DBD+UHDです。 3Dは欲しいので仕方が無いのですが UHDだけがatmosなんですよね。  どーして こんなへそ曲がりな販売方法なんでしょうね  
       
       まぁ- あまりにもインパクトが無い音響だったので お口直しに見たのが「トランスフォーマー / ラストエイジ」でした。 視聴は3DBD+atmos。  このソフトは初っ端から3D効果と低域&3D音場がエグイ!  久しぶりの視聴で 当然現構成では初視聴でした。  3Dは自分の前から どバァー進んでいく宇宙船。 音声はけたたましい低音がコーンを叩きながらバリバリ言ってる! パンツが音圧で揺さぶられる!   あ″- カ・イ・カ・ン!!  最高です。 

      M1おんちゃんさま邸は凄そうですね。  私も頑張らないと(笑)  次はSWですね…  今のサラウンド再生の7.2.4体制は悪くはないのですが ステレオ再生時の3ウェイ5スピーカーがイマイチで 3ウエイ6スピーカーであるスタート直後のあの時の音が忘れられなくて。  

      それにしても プレーヤーのチープ化と プロジェクターの3D離れがとても寂しいです。  EPSONがトップモデルで3Dを止めたと言う事は 事実上の撤退。  SONYはトップ機での対応のみとし だが送信機もメガネも委託。 それが20万円とは…。 200万円のプロジェクターに付属すら出来ない。 3D見たけりゃ20万出しな!って言われてる感じだ。 3Dは既に捨てたと思える(*_*)   最後の砦がJVCか…。  買おうと思った時 発売されているだろうか??

  2. アバター ウェイ・オブ・ウォーター3Dソフトの発売、楽しみにしてます。

    700Rの時は暗くて見る気になれませんでしたが、990Rになって裸眼2Dと
    ほとんど同じ明るさで見られるようになって、3Dマシンと化しています。
    カーブドスクリーンがさらに立体効果を増しているようにも思います。

    結果、持参している3Dソフトが100を越えました!

    • ふえやっこだいさま

       御礼が遅くなりまして… スミマセン。

      エプソンの旗艦モデルが3Dをやめ、SONYは旗艦モデルでしか3D対応をしていない。  それも3D視聴には 送信機もメガネも外部に丸投げ。  それで品質の担保が出来るのだろうか?  孤軍奮闘のJVC(Victor)… 

       映像作品としての3Dソフトは無くならる事ないでしょうが ハード面的にはますます厳しくなるのでしょうね。  SONY辺りは一時期、3DBDを再生対象外にしたモデルが有ったくらいですから… それが何の得になるのでしょうね。  あの程度のプレーヤーしか造れないメーカーの分際で(笑)

       ふえやさんは3DBD所有100枚ですか \(◎o◎)/!  数えた事は無いですがウチには50枚もないんじゃないのかな?   縦て保管してるケースでは中のソフトが3Dなのかは分からない。 音声もフォーマットも分からない…  それで私は音声はフォーマット別に色付きシールを貼っています。  3D作品は金印(シール)で(笑)   まだまだ増えそう… ヽ(^o^)丿

       4k(UHD)が有れば3Dなどは不要と のたまう輩がいました。 4kさらに8kでは リアルそのものなので 擬似的な3Dは不要と言う主張なのでしょうね。  確かにリアルな映像は奥行き感が出せますが 映画はしょせん擬似体験! 作りもの…  解像度が上がろうが その奥行き感、こちらに展開する立体感は平面に映す映像では表現が出来ない。  

       頑張ってくれ! JVC。  次もJVC買うから!(予定)

      アコス。

  3. ふえやっこだいさま

     御礼が遅くなりまして… スミマセン。

    エプソンの旗艦モデルが3Dをやめ、SONYは旗艦モデルでしか3D対応をしていない。  それも3D視聴には 送信機もメガネも外部に丸投げ。  それで品質の担保が出来るのだろうか?  孤軍奮闘のJVC(Victor)… 

     映像作品としての3Dソフトは無くならる事ないでしょうが ハード面的にはますます厳しくなるのでしょうね。  SONY辺りは一時期、3DBDを再生対象外にしたモデルが有ったくらいですから… それが何の得になるのでしょうね。  あの程度のプレーヤーしか造れないメーカーの分際で(笑)

     ふえやさんは3DBD所有100枚ですか \(◎o◎)/!  数えた事は無いですがウチには50枚もないんじゃないのかな?   縦て保管してるケースでは中のソフトが3Dなのかは分からない。 音声もフォーマットも分からない…  それで私は音声はフォーマット別に色付きシールを貼っています。  3D作品は金印(シール)で(笑)   まだまだ増えそう… ヽ(^o^)丿

     4k(UHD)が有れば3Dなどは不要と のたまう輩がいました。 4kさらに8kでは リアルそのものなので 擬似的な3Dは不要と言う主張なのでしょうね。  確かにリアルな映像は奥行き感が出せますが 映画はしょせん擬似体験! 作りもの…  解像度が上がろうが その奥行き感、こちらに展開する立体感は平面に映す映像では表現が出来ない。  

     頑張ってくれ! JVC。  次もJVC買うから!(予定)

    アコス。

  4. 「4K(UHD)が有れば3Dなどは不要」と意見はありますが
    それは違うものの比較のように思います。

    UHDは自然な奥行き感は出ますが、UHDは手前に浮いてくる
    映像を出す事が不可能です。

    同じソフトで4Kと3Dを持っていますが、4Kはしっとりとした
    ストーリー系の情感系をゆったり見るのに合いますし、3Dは手間と
    多少の見疲れはありますが、楽しさのソフトがとても良く合いますね。

    特に高精細の恩恵が少ないポリゴンアニメは3Dが圧倒的に優位だと
    思います。ラプンツエルの灯籠が部屋中で舞うのは驚異です。

    日本語なしの海外版の3Dもあり、アナ雪2の3Dもとても良いです。
    プレーヤーを2台用意して音声用と映像用に分けて同時再生します。
    その場合、うちは映像にUB9000、音声はUBZ1を使います。

    個人的意見ですが、現時点では中古の990Rは3D専用マシンとして
    コスパ最強だと思います。3Dの明るさ問題は払拭できています。
    700Rでは暗くて見る気になれませんでした。

    990Rの3Dは、V9Rを明るさで越えますし、3Dで990Rを超えるには
    最新のV80R、V90Rが必要になると思います。

    4KHDR再生も考慮して990RAにしましたが、3Dなら990Rでも
    同じ性能です。

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