R2R-DACに変更したら圧勝でした

日記・雑記
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R2R-DAC基板が届きました!

 

DDCI2S出力)は既存を分岐して接続したので、既存のDAC基板(AK4495W)とのガチンコ比較が可能です。

 

オペアンプの電源はPCの『AX-1600i』という窒化ガリウムATX電源の12Vを利用して±18Vを作って接続しました。

贅沢に左右個別電源!

オペアンプの入力電圧の上限値で供給してやるとオペアンプの性能をフルに引き出せるのではないかという考えからです。オペアンプによって上限電圧は変わるので、それに合わせて安定化電源基板で電圧を変更出来ます!

 

 

5Vは既設DACのアナログ電源を利用。

 

音はR2R-DACの圧勝でした。

勝負にならなかったです。

 

レコードプレーヤーを持っていらっしゃる方の所へオフ会で訪問した際に、前半をデジタル、後半をアナログで聴き比べた時に決まってアナログの音が断然良いことが多いのですが、今回の勝負はこの音感触とよく似ていました。

R2R-DACの方がダイレクト感、実体感などが段違いでした。

NOSの勝利です。

オーバーサンプリングのデジタルフィルターが諸悪の根源だと私は確信しました。

フィルターで生じるプリエコーとポストエコーという意図しない音の付加によって出音が鈍っちゃうのだと思います。

フィルターが無いことによって立ち上がりと立ち下がりのタイミングがたぶん原音通りなので、より本物ちっくに聞こえるので、何を聴いても躍動感があって感動できます。

ツツターン!ツツカーン!パシーン!

これらの音がちゃんと出ました。

 

このR2R-DAC基板をメインで使っていくことに決定です。

 

取り敢えず、バランス出力しは使わないので、シングル出力変換用のオペアンプは抜き去りました。

元々のオペアンプは5534Dで秋月電子だと1個60円で買えるものですが、手持ちのMUSES03に差し替えました。MUSES03は2,000円以上するので240円から8,000円オーバー品へのランクアップに伴い音も神経質(いっぱいいっぱい)な感じから、余力のある品格を感じる音になりました。OPA637とMUSES05を明日あたりに試してみます!

 

・コンデンサの交換

GNDの強化

・電源の更なる強化

・DDCをdirettaDST試作基板に変更

 

まだまだ伸び代があるので楽しみです!

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. こんにちは。

    R2R-DACの結果がよかったようで、おめでとうございます。たぶん、R2Rの切り替えをFPGAで行っているようでこの辺がよいのかなと思っています。製作記事等でみられるR2Rは切り替えをロジックICで行っていますが、内部抵抗があるので問題のようです。
    言われていた”女性ボーカルの柔らかさと楽器の金属質感を両立させる”という目的に近づいたのではないでしょうか。

    ちなみにMUSES03はディスコンになるらしいです。経営が変わったので利益を見込めない素子を廃止するそうです。日本の先が暗いですね。
    中華製はいよいよ侮れないですね。

    • マイペースさん

      FPGA。そうなんですよ、抵抗の脇にICが並ばないコレがポイントっぽいですね。
      正確にいうとFPGAではなくてCPLDというもののようです。
      FPGAよりも簡単な計算処理をさせるのに向いているのだそうです。
      FPGAのやたら高機能高性能な早いやつよりもオーディオ的にはCPLDの方がノイズが少なそうで向いているのかもしれません。

      先ほどMUSES05に替えて音出ししていますが、03よりもスッキリして自然な感じがします。
      03はディスコンですかー。
      艶っぽい音は唯一無二だと感じているので、大事に保管しておきます。

      余談ですがBBの637APに変えたら無音時に「サー」ってノイズが出たのですぐに外しました。
      これって使用範囲が狭くてなんだか安心感がないです。。。
      私が使う所を間違えているのでしょうね。

      あとはこのR2R-DACは音が小さくなるので、以前よりもボリュームを10dBくらい上げて聴いています。
      うーむ?
      ノイズ除去のアナログフィルターが効き過ぎているのでしょうか?
      よくわからんです。

      女性ボーカルと楽器の両立ですが、まさにその方向で改善が進みました。
      ノンデジタルフィルター万歳〜!
      立ち上がりと立ち下がりのキレで金属系や打撃音が本物っぽい感じになってきましたよー。

      • CENYAさん

        >あとはこのR2R-DACは音が小さくなるので、以前よりもボリュームを10dBくらい上げて聴いています。

        たぶん、IV変換のときにゲインを持たせているかどうかだと思います。私のR-2R DACはIV変換はルンダールのトランスを使用しています。3倍くらい増幅しています。もし少しゲインを持たせたいなら、IV変換をしているオペアンプ回路の増幅度を調べてチップ抵抗を変更してもよいかもしれません。
        最近製作したDACを聴き比べていますが、AK4499EQをデュアルで使ったDAC、DSD原理基板の3つが甲乙つけがたい音です。それぞれトロイダルトランス+ローノイズ電源で独立電源にしていますので、これ以上の策がなくなりました(笑

        • マイペースさん

          チップ抵抗じゃなくてリード線のない円筒形の抵抗でした。
          これって抵抗の中でもグレードが低いやつですかね。
          話が変わっちゃいますが、ここをビシェイのフォイル抵抗に替えたら音質アップになりそうですよね?

          また話は変わりますが、今回のDACのオペアンプ部はスイッチング電源でやってみたい気持ちが強いのですよ。
          キビキビとした躍動感が得られそうな気がしての事です。
          応援してくれる人からトロイダルトランスを2つ頂戴したので、正負電源を作って比較してみます!

          • CENYAさんへ

            画像はIV変換部で円筒型抵抗はグレードの高い抵抗です。名称は忘れましたが。R-2Rを作っているのはチップ抵抗ですね。
            ビシェイの箔抵抗は音質は一級品ですが、お値段は超一級品です。ですのでここという場所をねらうのはよいと思いますが、たくさん交換するのはリスクはありそうです。私はアンプ基板の抵抗をすべてビシェイの箔抵抗にしましたが・・・あきらかな音質向上はありませんでした。終段のエミッタ抵抗(0.2Ω)はビシェイの巻線抵抗に変えて音質向上になりました。パワーアンプの終段抵抗は悩ましい場所です。
            ブログ友でスイッチング電源派がいますがどうなんでしょうか、まだ自分で確かめたことがないので分かりません。
            自作派は何事もチャレンジです、やってみないと分かりません。私はいろいろな方の意見を参考にして投資との兼ね合いで決めています。いろいろな情報がありプラシーボもありますので最後はエイヤーで決めています(笑

  2. CENYAさん、

    ご無沙汰しています。
    相変わらずの精力的な活動にはいつも感心しています。すごすぎてなかなかコメントできないでいます。(笑)

    OPA637についてですが、5倍以上のゲインで使用するようにとの条件があったと思います。お使いの回路ではその条件を満たしていますでしょうか?

    私はチャンデバにOPA627を使用しています。こちらはゲイン1(0dB)で使えます。ほとんどバッファーとして使っている私の場合はこちらを選ぶしかありませんでした。
    私にはCENYAさんが使用されている回路がわかっていませんので的違いのコメントだったらゴメンナサイ。

    • K&Kさん
      637APはおっしゃるように5倍以上のゲインで使うようで、多分それが原因だと思います。
      今度買うときは627にします!
      しかし、これまで使っていたDACとは音の出方が全く違うのでびっくりしました。
      DACを切り替えて楽しめるので、これはこれで楽しいです。
      発展系のDIYも妄想中です、ふふふ。

  3. DAC交換ですか。面白いですね。
    基盤むき出しなんでケースが欲しいように思いました。
    SFチックなかっこいいケースに入れるとさらに良いんじゃないでしょうか。
    CENYAさんらしいかっこいいケースあるといいですね。

    • うつみくんさん
      ケースの目星は付けてますよ〜。
      市販製品では絶対に売ってないものを作ってみたいです。
      お楽しみに!

  4. CENYAさん、お久しぶりです。
    新DACは電源が肝ですね。オペアンプ電圧を最適化できるというのも素晴らしいです。

    私は大音量ではエイリアスノイズが耳に付く(高域の歪みとして感じる)のでSuper Slow(≒NOS)フィルターは使っていませんが、ジャズ・ロック用にはPCM1794A OPA627AUの組み合わせで Advanced Segments DAC のマルチビットとデルタシグマ方式を合体させた、良いとこ取りの音が気に入ってます。
    https://www.tij.co.jp/jp/lit/ml/jajt042/jajt042.pdf

    以下のリンク先の測定図では、既存のDAC基板(AK4495W)の初期設定の波形はプリエコー・ポストエコーが盛大ですが、DSDに比べるとそれでも少ないので音質との関係性を読み解くのは難しいです。
    http://www.easyaudiokit.com/bekkan/AKM48/akm48.html

    • MacWinFanさん
      添付のマルチDACと1ビットDACの説明文はめちゃくちゃ勉強になりました。
      良いとこどりのDACもあるのですね〜。
      R-2RをDIYで極めたら次回はそれも試してみたいです。
      R-2Rは抵抗の交換とか自作的に楽しめるところが良いですよね。
      しばらくはR-2Rで遊びます!

  5. CENYAさん こんにちは

    >ツツターン!ツツカーン!パシーン!

    90年代猫も杓子も1ビットDAC、いわゆるΔΣ型ばかりになって
    シンバルが 「シーンシーン」「シャーンシャーン」になった事が問題視されていました。まるでサンタクロースの鈴の音。誰の発言か記憶がないのですが、スティックがシンバルに当たる瞬間の「カッ!」という “衝撃音” が 消失するというのですね(^^;。1ビットの時代は長く続いたので私にとっては暗黒時代でしたが2007年。MacWinFanさんが書かれたようなマルチビットとデルタシグマ方式を合体させた、良いとこ取りの・・・私の方では マルチビット・シグマ・デルタ変調器のAnalogDevices AD1852にてマルチビット(≒R2R)の音を取り戻すことができました。「カシーン」「カシーン」。レコードなら難なくこなす音もデジタルだと難しい?
    .

    • nightwish_daisukiさん
      ナイトさんも良いとこどりのDACですか〜
      もっと早くに知っておきたかった事でした。
      オーディオマニアなら知ってて当たり前のことなのですかね?
      そうなんでしょうねー。
      私の好みはマルチビット方式だったので、将来的には良いとこどりのを試してみたいです。

      • いやー、NOSのDAC完成したんですね。
        いいですねー。
        技術的なところはよくわかりませんがとても良い結果だった様で何よりです。
        これからNOSの価値はどんどん認知されていくと思います。
        ケースがどんな工夫をされるのかも楽しみです。

        • Lotusrootsさん

          NOSに行っちゃいましたよ〜!
          あの日の有楽町での酔っ払ったLotusrootsさんのNOS熱に背中を押されてポチッとな。
          結果、私の新たなオーディオ道が拓けました。
          ありがとうございます!

          特性云々は分かりませんが、聴いて「超良い」です。

  6. CENYAさん こんにちは

    >R2R-DACに変更したら圧勝でした
    R2R-DACはアンビエンスと音像のバランスが良くて自分も気に入っています
    Schiit ユグドラシル で入門して今はDenafrips PontusというR2R-DACを使用中

    • プリマさん

      Dynamic

      Exquisite

      Natural

      Attractive

      Fidelity

      Refined

      Intoxicating

      Pure

      Sophisticated
      良いですね〜

      今回のR-2R DAC基板を素材として激烈なカスタムを楽しんで上記の項目をグレードアップさせたいと思います。

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