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Aruo-3D flacファイルのギャップレス再生について その2 soxコマンド編

日記・雑記
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先日 assiさんから情報をいただいたsoxというコマンドについてWindowsのコマンドプロンプトで使えるようにしたところうまく行ったので報告いたします。
キャッチ画像に示しておりますインマゼール指揮のベト9の第4楽章の4つに分かれたファイルを1つに結合し、OPPO UDP-205にさしたUSBメモリーでの再生がしっかりギャップレス再生できることを確かめました。

Windows版 soxコマンドの利用はWindos OSのみで完結し、つなげるファイル名を2個以上並べて、最後のファイル名が結合済みファイルの指定となる、というシンプルな動作で、すくなくともSpirit of Turtleのダウンロードファイルには使えたということになります。

 先月導入のフロント側のQRDパネル、今月導入のB&W DB4S2台の効果もあり、奥行き感がアップし、合唱部分の中低域での濁りが減り、低音楽器の存在感も増し、素晴らしい演奏と音に幸せなひと時を過ごすことが出来ました。

 環境によってはうまく行かない可能性がありますが、donguriが行った、soxをコマンドプロンプトで使えるようにするための手順を以下に記載しておきます。

soxのインストール 

soxをインストールするためのプログラムを

https://sourceforge.net/projects/sox/files/latest/downloadからダウンロード
ダウンロードされた.exeファイル(ダウンロードフォルダにある)をダブルクリックで起動するとsoxコマンドのインストールが終わります。

C¥Program Files (x86)¥sox-1-14-2フォルダにプログラムは置かれます。
つぎに、このコマンドが働けるように「パス通す」ことが必要です。
ウィンドウズOSの標準の「設定パネル」を開く。
中央上部にある「設定の検索」欄に「環境」とタイプすると「環境変数の設定」という単語がポップアップする。
これを選んで、「環境変数」パネルを開く
「”User名”の環境編集」のボックスの下にみえる「新規(N)…」ボタンを押す。
すると変数名と変数値を入れるボックスが現れる。
変数名に
Path
変数値に
C:Program Files (x86)sox-14-4-2;
と入れて
最後にOKを押す。
soxコマンドのある場所までパスを通すことに成功すると、
Windowsのコマンドプロンプト画面にてsoxコマンドが使えるようになる。

コマンドを使ったり環境変数をいじる操作はもしかしたら、これまで動いていた他のソフトに影響を与えるかもしれません。自己責任でお願いいたします。不都合が生じてもdonguriは免責とさせて下さいませ。

 soxの操作

繋げたいflacファイルを
C:¥ユーザー¥ユーザー名¥のフォルダにコピーしておく
このファイル名は曲名だと長いので一旦file1.flac file2.flacなどと変えておくとタイピングが楽です。
コマンドプロンプトを開いて
dir/w とタイプすると、
コピーしたはずのfile1.flac file2.facという名前が見えるはず。
見えていれば、
sox file1.flac file2.flac file1_and_file2.flac
とタイピングし、エンターを押すと、数百M~1Gバイトのファイルの結合が数分で終わります。
結合したファイル名が先ほどタイプしたコマンド入力の最後の「file1_and_file2.flac」になって出来上がり。
.flacは必ずどのファイル名にもつけてください。
また、4個のファイルを同時したい場合は再生順にならべ、
sox file1.flac file2.flac file3.flac file4.flac file1_2_3_4.flac 
などとします。
 出来上がりファイルを曲名や楽章などが分かるように、かつ再生したい順にファイル名が並ぶように名前付け替えて、USBメモリに保存します。
USBメモリに保存された結合ファイルは、OPPO UDP-205のどこのUSBポートに刺しても、ギャップレス再生ができます。

コメント ※編集/削除は管理者のみ

  1. donguriさん、こんばんは
    うまくいって、なによりです。
    soxはメチャクチャ多機能で、私はサンプルレート変換、自作ソフトの入出力の変換などに使っています。

    • assiさん

      soxのことを教えていただきありがとうございました。

      donguriは、とりあえずダウンロードファイルの
      ギャップレス再生がしたい時に使って行こうと思ってます。
      ただ、NativeDSDからダウンロードしたレンブラントのピアノ協奏曲の
      Auro-3D flacファイルはやっぱり駄目なのです。
      なんかのオプション指定でできたりするものなのか?
      このファイルの形式やコマンドのオプションについて、
      詳細に理解しないと無理そう。

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