ウィーン再訪にあたっての音楽の狙いと予定はこれで最後となります。
国立歌劇場のコンサート
今回の国立歌劇場ではオペラは観ません。歌劇場の若手メンバーによるコンサートを聴きます。ピアノ伴奏による歌唱です。ホールは多目的に活用されている平土間のマーラーホールに220席並べて聴くコンサートになります。
3月2日に「STUDIOKONZERT3」、3月3日に「ENSEMBLEMATINEE IM MAHLER-SAAL4」の予定ですが、各々の出演者は下記です。
何を歌うのか?プログラムも明示されていません。マーラーホールは初めての体験ですし、ウィーンの若手声楽家のレベルを感じて来れればと思っています。
ペータース教会のコンサート
ウィーンのもう一つの目玉は、教会で行われるコンサートです。バロック様式の荘厳な教会で、響きの渦に浸りながらも明瞭に聴こえる音は得も言われぬ感動を呼びます。これまでに、教会音楽以外の楽曲を聴いたのは、カールス教会のモツレク、アンナ教会のバロックです。当時の日記から抜粋すると、「こんなにも透明に、こんなにも明瞭に、それでいてとけてしまいそうな心地よい響きです。ああ、幸せだな~」・・・こんな感じでした。
今回は、ウィーンの教会の中で一番音がいいと感じているペータース教会に絞って聴く予定です。観光客向けコンサート1回、毎日やっている無料コンサート3回。またとけてしまいそうな幸せが味わえるのか、期待は膨らみます。
国立歌劇場のオペラアリア/アンサンブルコンサートとペータース教会のコンサートは、毛色も狙いも異なりますが、国内では接することが出来ない体験として楽しみにしています。特に教会でのコンサートは別世界にワープしたような感覚に浸れますね。ペータース教会でのソプラノコンサートは日本人の中島桃子さんの歌唱となります。
これで音楽関係の狙いと予定は終了となりますが、もうひとつ忘れてならない観光と食事についての予定も別の日記で整理しておくことにします。
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