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真空管放浪記〜TESLAの逆襲

日記・雑記
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久しぶりの真空管放浪記です。もう真空管放浪は、終わったかとと思っていたのですが、だめですね。。

事の起こりは、昨年、秋にベルウッドさんと横浜のvafanさんにお越し頂いた際に遡ります。
常用のSiemensが不調だったため、オフ会での外出中の通電を心配して、安定度で急遽、先発に当てたtesla ECC803Sですが。。。
あえなく1回表に降板。
購入当初から、常用管になったことはありませんでした。
お店での購入だし、エージング不足では?と自分に言い聞かせていたのですが、ベテランの耳がは誤魔化せません。
やはりと思いつつ、フェイク疑惑がますます強くなって来ていました。

その後、Siemensを新調して、しばらく常用していたのでが、teslaの真贋を暴く気持ちがふつふつと沸いて来ました。

いろいろ調べてみると、telefunkenのECC803Sのレプリカは、tesla E83CC(え!ECC803Sじゃないの?)。
tesla ECC803Sは、ロングプレートが正解の様です。この時点、疑惑が更に強まります。(私のECC803Sは、ショート)

えい!、いっそうのこと、真贋はよいから、telefunkenのECC803Sに行っちゃおうと、ヤフオク、ebayを漁ると、何と立て続けにヤフオクにあるではないですか。。
しかし、落札価格があまりにも高額。想像を絶します。手持ちの一番高価な出力管よりも高価です。

気を取り直して、ebayで、teslaのE83CCを物色し、本物を期待し、ボチりました。

待つこと10日、はるばるウクライナから到着しました。

軍用管の交叉剣マーク付き、良く見るとダブルサポートゲッター(ゲッターリングを2本で支えています)。手持ちのECC803Sは、シングルサポートゲッター。
「JJのプリントを消してteslaリプリントは、シングルサポートゲッター」の記事も発見し、フェイク疑惑!!が確信に変わりました。

さて、音だしですが、全く違う!!
ぼやけた音が、靄が取れて、それでいて芯があるのにまろやかな音です。
やっは、これは、本物です。Siemensより、良いかも。
teslaの逆襲の始まりです。

たぶん本物

間違いなく偽物

Siemens E81CCもtelfunken ECC81に変えて様子見の状態です。

さて、真空管放浪、まだ続く予感がしてきましたが、次は、何でしょう???

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