「SDカード再生I2Sトランスポートの衝撃」
9か月ほど前にnightwish_daisukiさんが書かれた日記のタイトルです。
遅まきながら、このSDトランスポートを試した正直な感想です。
このコミュでもマイペースさんが使用されていて「音は一級品」だとコメントされておられました。
見た目はバラックですが、案外使い勝手は良いです。
電源は、手許にあったIanCanada LifePO4 MkIIIを使用し、トラポ用に9.9V、I2S-HDMI出力基板用に5Vを供給します。I2S-HDMI出力基板は、AliExpressから「I2S to HDMI Module Transmitting Module Receiving Module Special for Turntable DAC Decoder」という基板を入手しました。構成は、電源の上にアクリル板を置き、そこにトラポとHDMI出力基板を載せるという簡単なもので、少し面倒だったのがHDMI基板への出力ケーブルを7cmで作成することくらいです。
他の部品も全て手持ちのものを流用したので、トラポ(約50ポンド)と出力基板(10ポンド)のみの出費で済みました(合計60ポンド:約10,800円)
肝心の音は、まさに衝撃!
比較対象は、Roonの出力をDiretta I2Sとしたもので、PCオーディオとしては極めてシンプルな構成で、鮮度の高さが持ち味のシステムです。
その音と比較してもSDトラポの音は鮮度が明らかに高い。
低域の伸び、弦の柔らかさといった音楽としてのバランスの良さはRoon-Diretta I2Sの方が上ですが、ガツンと来るアタックの強さ、ボーカルが屹立する様はSDトラポが素晴らしいです。
一種のリファレンスとして、音質確認のために手許に置く価値がありそうです。
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のびーさん 追試ありがとう御座居ますm(_ _)m
私の感想も同じです!!
基板上の44.1k用48k用独立のいわゆるDualクロックが良い味を出しているかもしれません。(もちろん動作はどちらかだけでした。Alternate。)
これで作られたクロックでI2Sから直接DACのICにクロック入れて駆動するとよい感じなのかも(ESS系よりも、昔ながらのR2RやマルチレベルΔΣのICで?)
実験ありがとう御座いました。電池駆動nice!!
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Nightさん、ようやく追試しました。
時間がかかった理由の一つは、手持ちのIanCanadaのFiFoPiを使って高品質のクロックでリクロックしようなどと考えていたということもあります。
結局、FiFoPiの入力はI2Cで、I2Sをストレートには受けられないということで諦めました。
ここまで来ると、オンボードのクロックを高品質のものに換装するとどうなるか興味があります。技術に自信が無いので、Nightさん、試してみてくれませんか?(笑)
のびーさん 応レスありがとうございます
Digi-keyからNDKの水晶(米国向けの品番らしく品番が日本のそれと異なる)を取り寄せしてみましたら、うん。小さい!!(自爆)
ハンダコテだけでは手出し出来ない様子なので温風が出るリソルダリングツールとクリーム半田を工夫してリフローっぽく取付してみたいと思っているところです(^^)
Digi-Keyのは一個税込み500円未満だったので安すぎる?間違った買い物かもしれませんが半田付けの練習になるからいいか。。。
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Nightさん、
当地でもサイトによって値段が大きく異なりますね。オーディオ関連のショップでは1個8ユーロほどしますがDigi-keyでは3ユーロ弱、即ち500円未満です。
オーディオ関連のショップだと、「はい、これ!」という感じで低位相雑音・低ジッタ品のみが掲載されているのに対して、Digi-keyのような電子パーツ・サイトだと自分で膨大なリストの中から選択しないといけない「手間」の違いでしょうか?
でも、もう少し大きくないと出来そうに思えないなあ。
のびーさん
クロックのはんだ付けは、ジャンパー線をばらして1本だけを使います。まずクロックの4ヶ所に銅線をはんだ付けし、基板のパターンに合わせて銅線を丁度良い長さに切断します。基板パターンに少しはんだをつけておき、ここに足のついたクロックを乗せて銅線の上からこてをあてます。フラックスを塗っておくとよいかも。手早く行わないとクロックにつけたはんだが取れます(笑。もし失敗しても何度でもやりなおしは出来ます。私は拡大鏡の下で行いました。それにしてもこのクロックは小さすぎますね(爆
マイペースさん、
先のケンさんへのレスで「マイスペース」とHNを間違えてしまいました。すみません。
最初は、テキトーに考えていましたが、聴けば聴くほどクロック換装にも挑戦したくなる魅力的な音です。さて、困ったなあ。
のびーさん
中華製SDプレーヤーの評価ありがとうございます。
私はPCオーディオは行っていないので、比較ができませんでしたが
のびーさんの評価ですっきりしました。
たくさんの方が試されることを願っています。なにしろ安価、私は
7000円で入手しました。
ご存知だと思いますが、難点を。
1.ファイル名や曲名に・があると文字化けする。
・をスペースなどに変更するとOKです。
2.ファイル名や曲名がSDカードにコピーした順にならない場合
があり、UMSSortというフリーソフトでパソコンで直すとOK。
3.一度再生すると、SDカードの中に”_play_memory_filelist”
というテキスト文が作られる。上記の1か2を行ったら必ず
消去しておく。
私は多くの方に使ってほしいと思っています。
ハイエンドCDプレーヤーやPCオーディオに負けない音だと思って
います。またPCオーディオのハードとソフトのややこしさから解放
されます。
このSDプレーヤーがI2S出力なのでDACとの接続にHDMI変換送信基板と
受信基板は必要となりますが、AliExpressまたはお気楽オーディオ
キット館で入手が可能です。どちらも安価です。
マイペースさん、こんにちは。
使いこなしのポイントありがとうございます。
この音は衝撃ですね。まさに音源データがDAC心臓部に直結されている感じです。江戸前の高級寿司に対する漁師メシのような感じでしょうか?
I2S入力のあるDACを所有している方はトライする価値が大いにあると声を大にして言います。
拙宅に限らず、多くの再生システムは従来の音源・プレーヤーをベースにチューニングされているので、この音はストレートに過ぎるかもしれません。
ケーブルや電源電圧等、音質チューニングの余地がありそうなので、しばらく弄ってみます。
のびーさん、こんにちは。
SDメモリートランスポート好評で何よりです。若干問題もありますがお手軽で高音質なので色々助けられています。シンプルなのでトラブルも少ないのがいいですね。
クロックの件ですが私の方はオンボード水晶発振器をNDKのNZ2520SDA(DIYNHK扱い)に換装して好結果を得ています。
小さいので交換は大変かもしれませんが、音質的には一段上がった様に思います。
なお左右が入れ替わる点はご存知かもしれませんが、DSDデータの再生では常に固定されています。まあDSD生データを再生できるDACが少ないかもしれませんが。
それと32Gメモリーは正式にサポートされていないようですが、モノによっては再生できなかったりおかしな現象もあるのですが何か情報はありますでしょうか。
ケンさん こんにちは
SDカードの変な挙動は情報ありませんが、アクセス中に電源線抜くとかの乱暴な扱いをすると、いとも簡単にSDカードをフォーマットし直さないと使えなくなる事がありますので中身は消える前提の心の持ちようがいい様子です。消えてもすぐ戻せるように習慣付ける感じ(^^)。
こちらではSDXCの128GBでもeXFATフォーマットで特に何も意識する事なく使えています。中国製のなかには現代に於いてもFAT32のクラスタサイズ64kBしか食べない機器もありますが、このSDトラポは大丈夫でした。
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ケンさん、こんにちは。
クロックは、マイスペースさんも換装されているようですね。ブログが参考になりました。
NDKのNZ2520SDAは評判が良いようですが、あまりに小さくてちょっと自信がありません。
Holo AudioのMAY DAC Kitsune Tuned Editionに接続していて、PCMでもDSDでも左右の入れ替わりは発生していません。色々なパターンがあるのでもう少し検証してみます。DSD128も問題無く再生出来ています。
のびーさん
こんにちは。
SDカードプレーヤーは良さそうですねー。
nightさんにも勧められてましたし、マイペースさんからもプッシュされましたので購入しますね。
比較用としてちょうど良いですね!
CENYAさん、
FBでのR2R-DACの完成記事を拝読しました。素晴らしい出来ですね。
SDトラポの出力を最短配線で入れて聴いて欲しいです。
私も「比較用」だと考えていましたが、ポテンシャルは十分にメインになり得ると思います。
もう一つ購入して、クロック換装に挑戦したくなる音ですよ~。
トラックの移行の際に左右チャンネルの入れ替わりがあると聞いていたので、様々なパターンで実験しましたが、私の「新バージョン」では、左右、位相の入れ替わりは確認できませんでした。
実験内容は、NordostのチェックディスクのCDの「チャンネルテスト」と「位相テスト」の2つのトラックをWAVでリッピングし、それをDSF64とDSF128に変換します。
1. Channel Test WAV
2. Phase Test WAV
3. Channel Test DSF64
4. Channel Test DSF128
5. Channel Test WAV
6. Phase Test DSF64
7. Phase Test DSF128
WAV⇔DSF、WAV⇒WAV、DSF⇒DSFのいずれでも大丈夫でした。