連休明けで、タカチ電機工業に加工をお願いしていたアルミダイキャストケースが到着しました。
心配していたタカチ電機工業でのCNC(マシニング)加工ですが、当方のデジタルキャリパー測定で全箇所±0.3mm以内に納まっています。
キャリパーの測定画面を撮影しておけばよかったですが。
次の3連コンセント用ボックスではキャリパー測定画像を撮影しておきます。
しかし、見積時点での「120を超え、400未満の標準加工公差が±2.6」というのは、良い意味でウソでした。
まあ、後からクレームにならない様に、見積時点で大きめな加工公差を提示しておくのは製造業界隈では定石なのですがね
ただ、見積もり段階で公差±2.6を言われれば、私のような変態?w以外は頼まないと思います(実際、見積もり段階で結構断られると言ってたし・・・・)。
当初は電源入力にIECインレットも入れられるように作るつもりでしたが↓
加工公差が±2.6と言われるとIEC固定ネジが入らない可能性が高かったので、ゲーブルグランド入力専用に設計を変更しています。
しかし、想像以上にケースがデカかった。。。。。。
これ、今度来る3連コンセント仕様はさすがにデカすぎて邪魔かな?と思います。
画像上部の丸穴がケーブルグランド用の固定穴です↓
こんな感じで付きますね↓
SAECやZONOTONEのキャブタイア5.5sq3芯クラスが丁度良い太さになります(5.5sq未満は1段階小さいケーブルグランドを選択)。
底面のフタを取り付けると、さらに高さが上がります↓
壁コンセントですが、カーボントッププレートでアルミダイキャストケースに一切触れないようにダンプし、振動を伝えにくい構造になっています↓
こういう構造にしたのも、予めタカチ電機工業のCNC公差が酷いという話から急遽設計変更しました。
いよいよ明日、カーボントッププレートが来ます。
そういえば以前、オーディオラック支柱用カーボンスペーサーを注文したカーボン加工会社にも、一応、今回の2連コンセント用トッププレートの見積もりをお願いしてみましたが、価格が先日の加工会社の3倍価格でした。
しかも、「プリプレグのクロス材メーカーを教えて欲しい」と言っても「日本製です」と曖昧?な回答にしてきたので、今後はもう頼まないと思います。
まあ、明日到着のカーボントッププレートの仕上がり具合を確認してからの話ですが。
1つ注意点は、カーボンに限らずコストを謳う製造系加工会社は、打ち合わせを一切やらないケースがほとんどなので、設計の矛盾点や間違いを指摘してくる事はほとんどなく、設計が間違っているとそのまま加工されてきます。
なので、2D-CADしか扱えない設計の場合は部品アセンブルが出来ない故に、部品干渉や設計間違いに気が付き難いのでお勧めはしません。
まあ、初回は試作確認用として、ミスを起こす前提なら良いですがね。
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