愛器に別れ

日記・雑記
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久しぶりに愛器のケースを開けた。
何年ぶりのことだろうか。

ブログの方もご覧ください。

ダブルケーケースで大切に保管されていた愛器のシルバーフィニッシュの表面も、ところどころに酸化皮膜ができて黒ずんでいる。

中身は、B♭管とC管のトランペットである。
上がフランスSelmer製のC管
下がアメリカGETZEN製のB♭管

学生時代はオーケストラに在籍していて、金管の花形トランペット吹きだった小生の愛器も吹かなくなって随分経ち、今回縁があって、後輩達に団への寄付と言う形で譲ることにした。
折角だから綺麗にしてやろうとシルバー製品専用のポリッシュで綺麗に磨き上げると、再び光輝く愛器の姿に戻った。

記念写真を撮って再びケースに戻す。


土曜日の演奏会で後輩に託した。
次回の演奏会では小生の愛器を吹いてくれることだろう。
何だか寂しくもあるが、楽器は飾りものではなく、演奏されてこそ活かされるものである。
何だかホットした気分で演奏会場を後にした。

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