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久しぶりの学生オケ(大阪大学交響楽団・第102回定期演奏会)

日記・雑記
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2014年の年明け初めてのコンサートは、久しぶりの大学オケ。
東京での単身赴任時代には、それこそ百花繚乱のアマオケ・学生オケのコンサート三昧だったのだが、関西に戻ってみると、やはりその数はグッと少なくなる。

そんな学生オケであるが、小生が学生時代を過ごした当時から「関西学生オーケストラ連盟」所属の学生オケの中でも卓越した演奏レベルを誇っていた大阪大学交響楽団
今回は、兵庫県立芸術文化センターでの第102回定期演奏会となる。

全席自由で1000円の入場料であるが、小生の経験から言うと、プロが演奏会を開くような会場で1000円以上入場料を払う演奏団体は、例外なく演奏レベルが高いと言える。

その上で、全席指定のチケットを前売りできるのは、関東を含めて数少ないトップレベルの演奏団体でしかない。
これらの演奏会では、やっつけ練習で本番となるプロオケよりも遥かに感動できる素晴らしい演奏が聴けること間違いないといえる。

自由席のよい所は、早めに会場に入れば座席は選び放題で、センター前方5列目の好位置を首尾よく確保することができた。
学生オケの演奏会であるから、団員の家族や友人といった演奏会慣れ?してない聴衆も多く、彼らは目当ての団員が良く見える席を取ろうとするから、ステージを見下ろせるような2階バルコニー席や後方のひな壇席に多く座ることが多い。

本日の演奏会は、客演指揮に京都を中心に活動する藏野雅彦 氏を迎えて行われた。
演奏曲目は、先ず、フンパーディング:歌劇「ヘンゼルとグレーテル」より序曲、続いてベートーヴェン:交響曲第8番ヘ長調、休憩を挟んでブラームス:交響曲第1番ハ短調という、オールドイツのプログラム。

国立大学法人の中でも学生数の多い総合大学であるから、団員は200名近く居るため、プログラムごとに半数近くの団員が入替わる演奏会。
なんと、コンサートマスターも3人で、客演指揮者が来ない練習でも曲目ごとに練習指揮者が居るとのことだ。

オケの配置は、ヴァイオリンを左右に分け左手にコントラバスが配置される。
管楽器群は、右手のヴィオラ後方にホルンが配置されている。

演奏が始まった。
1曲目は、歌劇の情景をつなぎ合わせたラッシュフィルムのような構成で、ワグナーを髣髴とさせる重厚さと、登場人物のキャラクターを表す軽快さと親しみやすさのある名曲。

出だしこそ、ん?管のピッチが揃わない??てな場面もあり、ややドタバタした感もあったが弦楽器パートのレベルはトップクラス。
対向配置のヴァイオリンの掛け合いが効果的で、ともすれば埋もれがちな2ndVnの演奏レベルが高いのが窺い知れた。

2曲目のベー8は、1楽章からビュンビュン飛ばす快速列車のごとく息もつかせず前進する力強さに圧倒される。ピッチにやや難のあった木管パートも総入れ替えされたこの曲では、2楽章の刻みも綺麗なアンサンブルで進行する。
学生オケやアマオケの良いところは、音楽に対する熱い情熱がほとばしるのが音楽に乗って聴衆に放射されることだ。
4楽章になるとそのエネルギーが会場全体に充満し、指揮者の意のままに一体となった演奏が繰り広げられるのは圧巻。
軽快かつ力強い終楽章が終わると万雷の拍手が沸き起こった。

休憩をはさんで演奏されたブラ1は、ベー8とはまた違う重厚な響きと独特の3連譜が力強く進行していく。
指揮者の顔は赤く上気しており目を閉じてうっとりするような場面もあるが、聴衆の方も楽章間も咳払いが非常に少なく集中している。
2楽章のコンマスのソロは安定した音程に甘いビブラートが素晴らしいしホルンとの掛け合いも申し分ない。
3楽章と4楽章は切れ目なしで演奏されたが、4楽章からトロンボーンが入ると金管の響きが木管のアンサンブルと重合して素晴らしいサウンドに昇華していった。

最後のフィナーレでは管楽器のアンサンブル重視のサウンドが感動的で、終わった瞬間の指揮者の目には涙さえ浮かべるほど。
感動した聴衆からブラボーコールが多数かけられた演奏会。
真冬の寒さも吹き飛ばす、素晴らしい演奏会であった。

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