いとしの儚 – ステラボール

日記・雑記
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悪童会議 旗揚げ公演「いとしの儚」に行って来ました。普段、演劇には殆ど行かないのですが招待券をいただいたので観劇しました。

 

話しのあらすじは下記です。

<あらすじ>

・天涯孤独の博打打ちの鈴次郎(佐藤流司)。手癖は悪いし意地も汚い人間のクズだが、博打の神様にだけは愛されていた。

・ある日、鈴次郎は、鬼との賭けに勝ち美しい女を手に入れる。女の名は「 儚(はかな) 」(七木奏音)。この美女は、何体もの死体から良い所を寄せ集めて作った人間だった。

・ただし、生まれてから100日経たないと抱いてはいけない。100日待たずに抱けば、水となって流れてしまう、という。

・愛を知らない男と、愛しか知らない女の100日間の物語が始まる。

 

鬼との博打で勝つ鈴次郎(ゲネプロの公開写真です)

 

賭けをした美女を作る様子(この美女は、何体もの死体から良い所を寄せ集めて作った人間だった)

 

この美女は美しい身体と赤子の魂を持っていた

最後は・・・、自分が鈴次郎だったら「儚の願いに応じて抱くのか?」「儚を人間にすることを選ぶのか?」「それとも別の手があるのか?」と頭の中をグルグルさせながら観ていました。楽しかった。

2時間15分休憩なしの公演でしたが、話に入り込んであっという間の時間でした。

 

開催場所は、品川プリンスホテル敷地内の”ステラボール”です。

演劇としてはキャパの大きな400名規模のホールでしたが、PAの音量も大きく迫力満点でした。

切り裂くような雷鳴や、内臓まで揺らすような低音に否が応でも気持ちも揺らされます。

 

座ったのはセンターやや右の後方席でしたが、全景がよく見えてよかったです。演劇好きの人は、舞台を見上げる形となる”地底”と呼ばれる「かぶりつき」の位置にひしめき合っていたのが印象的でした。

 

感情移入し、主人公になりきっての2時間です。

「さてどうする」とハラハラドキドキしっぱなしでした。観劇もいいもんですね。

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