自由旅行計画の手順（ウィーン）

自分が初めて自由旅行を組んだ時は、どのように計画を組んだらよいのか迷いました。だから、経験者に聞きながら少しづつ決めていったのですが、やはり手順は大事です。後から考えると、先に考えておけばよかったなど後悔したこともありました。今回は10年ぶりに計画したのですが、手順を忘れてしまい過去日記を見直すこともしばしばでした。そんな観点から、大筋の手順をまとめておくことにします。

＜計画づくりの手順＞

①日程決め

いつ行くかはとても大事ですね。音楽を聴きに行くなら、聴きたい公演を調べることから始めます。周辺の自然を楽しむなら、気候の良い時期にするのがベストです。ですが、制約条件もあるので自由に決めるのは難しいです。様々な条件に折り合いをつけながら「日程を決める」ことからスタートとなります。

②フライト決め：半年前が理想

日程を決めた段階で必ず聴きたい公演は決まっていると思います。ですが、ムジークフェライン主催公演であれば2か月前からの予約可能となりますので、待つしかないです。先に決めるべきはフライトです。フライトは常時価格が変動していますし、航空会社毎に価格は異なります。発着や乗り継ぎなどの時間も違いますから、首都圏であれば、成田便にするか、羽田便にするかも迷うところだと思います。10年前はオーストリア航空の直行便がああったのですが、今はロシア上空が飛べないためウィーンへの直行便はありませんでした。

そこで、今回は様々な航空会社の便を検索しましたが、最終的に決めたのは「Air China」です。理由は、価格が他の航空会社の半分だったからです。聞くところによると、Air Chinaはロシア上空を飛ぶそうです。北京経由とはなりますが、羽田発着が便利ですし、価格が倍半分でしたのでこれに決めました。

ー今回のケースー

・約半年前に航空便を検索スタートした時は、「Air China」が他の航空会社の半値が目に留まりました。

・ですが、なぜ半値なのか？と疑心暗鬼になり、決めあぐねていました。

・翌週になって半年を切ったタイミングで再度検索したところ、価格が3万円も跳ね上がっていました。・・・逃した魚は大きいと思いました。

・他の航空会社でも値上げ価格から＋4万円くらい出せば選べる便もありましたが、どうも釈然としません。（最初から考えると＋７万円）

・毎日のようにフライト費用を検索していたのですが、他の航空会社も徐々に値上がりして来ましたので焦ってきました。

・1か月後に、Air Chinaで最初に見た時から＋5千円で選択が可能でしたので即座にこれに決めました。

③ホテルやアパートメント決め

数泊の予約をするならアパートメントがお得です。ホテルは特に食事が大幅値上げとなっていました。（朝食4千円が普通）ですが、アパートメントは長く滞在する人が多いため、立地が良く条件に合う場所を予約するなら半年～4か月前にするのがよいと思います。ホテルも早いタイミングなら早割の部屋が探せることも多いです。キャンセルも可能な場所が多いので、早めに予約するのがいいですね。

④チケット予約

せっかく聴くなら好みの座席位置を確保したいものです。しかも、ウィーンのホールや歌劇場は座席位置で細かな料金設定がされています。加えて、早くから予約が可能な公演もありますし、早いタイミングでは公表されていない公演もあります。予約開始のタイミングはホールのHPに掲載されていますので、これをチェックしておけばOKです。人気のある公演は、会員予約が始まったらすぐに（一般予約前に）埋まってしまうケースもありますので、なるべく早く予約するのがベターです。

ムジークフェライン