世の中には不思議なことがあるなと思いました。「CDの静電気」の日記でMt.T2さんからコメントの中で紹介してもらった、「極薄ドライウエル水」です。何でこれが音に効くのか?よくわかりませんが、変わるものは変わるのです。
「ドライウエル」とは、フィルム、印画紙の水切り剤でフィルムの乾燥ムラを防ぐ界面活性剤です。現像用品として通販で購入可能な、富士フイルム FUJIFILMドライウエルの成分はエチレングルコールとメタノール他と水でした。これを精製水で極薄に希釈してCDの読み取り面にスプレーしてふき取ります。
極薄とはどのくらいが適当か迷いましたが、Mt.T2さんからの情報では、「水500mlに対して1滴」とのことでした。スプレーは、無印のハンドスプレーを使いました。
極薄ドライウエル水を作って、泡立ちが収まるのを待っていたときに、「エチレングリコールは水に溶けないので、CD面に残ってしまう」「酸性なのでCDPに残ると錆の原因になるので止めた方がいい」との情報をいただきました。気になったので、更に希釈度を3倍ほど高めて、3000倍希釈に薄めます。超極薄ドライウエル水です。ちなみにフィルム用の場合は200倍に希釈とのことですので、この10倍以上の極薄としました。
更に、CDの読み取り面側のCDの固定部にドライウエル水がかからないようにジグを作って試します。
準備が完了して試した結果に驚きました。音は全体的にほぐれてクリアになり、低音は締まる感覚です。このところ、静電除去の銅箔シール「C MatriX」を試していましたが、同様な効果をこの超希釈水でも半分くらいの効果を感じました。すでにC MatriXを貼ったCDに追加で処置すると20%増しに効果がアップする感覚です。レーベル面がC MatriXで、読み取り面に超極薄ドライウエル水、なかなかいけます。
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やっぱり、出音について、再現性のある変化が起きますよね?・・・(爆
いろいろリスクをアドバイスしてくださる音友達がおられるのですね!・・・(^^;
σ(^^)私的には、素人実験ゆえ、その負の影響については、もちろん自己責任と言う前提でやってますし、紹介している手前、改めてそのリスクを明示いただいて感謝です!m(_ _)m
エチレングリコールに負の影響があることは、素人ながらに無くはない程度に捉えてました・・・昔、写真の現像に使ってましたし・・・クルマの不凍液には当たり前に入ってて、ラジエーターがこれで錆びると言うのはあまり意識してなかったし・・・
現在もレコード洗浄で使ってますので・・・今のところ、問題(水に溶けない?、残留する、錆びる)が顕在化する状況に遭遇していないだけかもしれませんが・・・(爆
ま、ドライウェルの中のエチレングリコールは20%~40%とのことですし・・・それをスポイトで1滴なので・・・0.05ml前後・・・なので10,000倍の希釈・・・その内エチレングリコールは半分以下なので・・・気にするレベルではないと勝手な解釈をしてます(汗
それより・・・たったそれだけでも、驚くほど音に変化を来たし、再現性があるってことが驚きであり、素人プアマンズアイテムとしては、有能だと勝手に思ってます(爆
Mt.T2さん、やってみましたよ。
これ効きますね。こんなものが、なぜ・・・
という感覚は拭えないのですが、やってみればわかる。という代物でしょうか。
一般化されていないので、懸念事項は知っておいた方がいいですね。
ですが、希釈度10000倍でしたか・・・問題になりそうにありませんね。仮に水分とアルコール分だけが蒸発したとしても、ふき取れば拭えますし、完全に除去したければ中性洗剤で洗えばいいですね。
やはりこの手の技術は、レコード再生をしている人が長けていますね。御見それしました。