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ケチケチな天国と地獄のウィーン12(ウィーンの郊外)

日記・雑記
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目覚めると強い雨が降っていました。ウィーンに来てからずっと天気に恵まれていたのですが、8日目にして崩れてしまいました。予報を確認すると徐々に天気は回復し、雨模様もおさまって来る見通しです。ですが、この先の滞在日も天気は良くない見通しでしたので、計画の見直しなどをしながら午前中はアパートでゆっくりすることにしました。

 

昼近くになると雨もおさまって来ましたので、メーデーに行ってお気に入りとなったイタリア料理屋さんに行くことにします。先日のディナーでも安くて美味しいと思ったのですが、ランチメニューはさらにお得になると聞いていましたので、アパートからは地下鉄を使って30分くらいかかる場所ですが、わざわざ出かけて行くことにしました。

店内の雰囲気もよいので、メニュー選びも楽しくなります。

ウェイターさんは数日前に来店したことを覚えていたようで、料理への質問やリクエストにも応じてくれるのがうれしく感じました。

迷った末に注文したのはエビとサーモンのグリルとピザです。

ウィーンも郊外に来ると、ゆっくりとした時間が流れ、物価も安いようでした。しかも節約状態でしたから、ドリンクは氷入りの水のオーダーです。こんなケチケチなオーダーにも嫌な顔一つせずに受けてくれました。<ホクホク12>

 

夜まではゆったり時間でしたので、昼食の後はあたりをぶらぶらとしながら目に留まったカフェに入りました。

ここでも郊外価格でホクホクです。

 

アパートに戻って休んだ後で、コンツェルトハウスのグリモーの公演に出かけました。コンビとも言えるようなカメラータ・ザルツブルクとのコンサートに興味がわきました。それにしても、ウィーンでは歩いていけるような場所にコンサートホールやオペラハウスやミュージカル劇場が数々あって、観たい聴きたい公演が毎日のように選び放題なのが天国です。

 

今回選んだ座席は、2階席右バルコニーのステージ近くの席です。これまでコンツェルトハウスの大ホールは、どこに座っても音が気に入らなくて、昨年にあたりを付けたのが2階席バルコニーのステージ近傍でした。グリモーのピアノが狙いでしたので、右バルコニーを選びます。一般予約開始のタイミングでは、この周辺は数席しか空きがなく、その中で3列目が安くなっていたので、この位置を選びました。

 

5月5日コンツェルトハウス大ホール グリモー&公演

<演奏曲>

ブラームス セレナーデ 第1番

ブラームス ピアノ協奏曲 第1番

 

この座席から見たステージはこんな感じです。グリモーが演奏する姿が、ピアノの本体と屋根の間から見えますので、3列目でも悪くないポジションでした。オーケストラの右サイドは見切れてしまいますが、最後列ですので、演奏する様子が見たいときは立って聴けば視界もバッチリです。ですが裏技は、隣の通路際の座席です。常連の地元客のように見えましたが、演奏が始まる直前で椅子を一段高い位置の通路に移動しました。これなら座ったままでも視界は確保出来て、自分の周りに広い空間が保てますので、絶好のポジションになります。この席は本当に狙い目だと思いました。

 

ブラームス セレナーデ 第1番では、ヴァイオリンとヴィオラが8で、チェロ6、コントラバス4の大きさでしたが、音量はまずまずです。ですが、音はやや曇った感触で響きは多めに感じましたが、ムジークフェラインの音を聞き続けて来た耳には満足出来たとは言えませんでした。

ブラームス ピアノ協奏曲 第1番では、グリモーの流麗なピアノに耳が惹かれます。好きな曲でしたのでうっとりと聴いていました。それにしても、さすがスターのグリモーは存在感がありますね。演奏が終わった後のカーテンコールでさっそうと出入する姿はインパクトがあります。アンコールにも大きな拍手がわいていました。この面では、ムジークフェラインのユジャ・ワンを超えていたと思います。

 

 

ここまで ホクホク:12 ガックリ:6

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