ジャパン・フレンドシップ・フィルハーモニック第22回音樂會

日記・雑記
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お盆を過ぎたけれど、まだまだ残暑が厳しい日曜日のミューザ川崎シンフォニーホール
暑い日中は空調の効いたコンサートホールに避難とばかりに、演奏会日程を目ざとく見つけて出かけた。
ブログの方もご覧ください。

今日は今年29回目のコンサート。
アマチュアオーケストラ、ジャパン・フレンドシップ・フィルハーモニック(JFP)の第22回音樂會。
全席指定で2000円ということで、12時からの当日券発売で並び、1階3列目20番という、指揮者とコンミス席の間の席に座った。

ここから見るステージはこんな感じで、小生的には後2~3列は後ろの6列目あたりに座りたかったが、今日の演目は弦楽器をしっかり聴いてみよう。

JFPは1992年に設立されたアマチュアオケで、母体は神奈川大学、横浜国立大学、日大など37もの大学オケ出身者で構成されていたとのことで、音楽監督&指導者は設立当初から高橋敦氏が就任しているという。
本日の指揮も高橋氏である。
このオケの演奏会は、昨年ミューザ川崎で惑星を聴いたのが初めてだったが、指揮者がとてもユニークで、オケのメンバーや常連の聴衆とのフレンドリーな関係が印象深く、演奏そのものもレベルの高いものだった記憶がある。

今日の曲目は、シューマン作曲:劇音楽「マンフレッド」序曲、ヒンデミット作曲:ウェーバーの主題による交響的変容、そしてメインはシューベルト作曲:交響曲第8番ハ長調「グレート」。
今年生誕200年を迎えるシューマンが書いた序曲で始まるこの演奏会はヒンデミットという20世紀を代表する現代音楽に続き、最後は指揮者でもあったシューマンによって発見されたシューベルトの傑作交響曲で締めくくるという、なんとも心憎い構成である。

管楽器群は曲毎に、曲想にあわせた音色を保有する奏者にセットが入れ替わり、聴いていてもツボにハマった音色で聴衆を引き込む。
弦楽器パートも奏者の演奏レベルはとても高く、至近距離で聴いていても一体感が感じられる。
聴いていて直ぐに幸福な気持ちになれるのは素晴しいこと。

指揮者と奏者が一体となりより高いレベルの演奏を気軽にリラックスして演奏する様子は、聴衆にも伝わってきて、曲間に咳払いがほとんど起こらないのも印象深かった。
今日も大満足でミューザを後にした。

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